2021年11月前半映画館動員ランキング

西島秀俊&内野聖陽『きのう何食べた?』公開2週目で2位、『そして、バトンは渡された』は原作ファンに不評!? 映画動員ランク

2021/11/24 13:22
サイゾーウーマン編集部

永野芽郁ら出演『そして、バトンは渡された』は原作ファンに不評?

 4位は、「たれぱんだ」「リラックマ」などの人気キャラクターを生み出したサンエックスから、12年に誕生した「すみっコぐらし」が大活躍する劇場版アニメ第2弾『すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』。公開初日から3日間の累計で動員20万人、興収2億5000万円を突破しており、19年公開の前作『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を上回る好スタートを記録した。

 第1弾に引き続き、井ノ原快彦と本上まなみがナレーションを担当することもネット上で話題に。「子どもが好きなので見に行きましたが、予想以上に面白くて圧倒されました」「“子ども向け”と侮るなかれ、思わず泣いてしまいます」といったレビューも目立ち、年末にかけてロングランも期待できそうだ。

 続く5位は、永野芽郁と石原さとみ、田中圭ら出演で公開3週目の『そして、バトンは渡された』がランクイン。19年に「本屋大賞」を受賞した、瀬尾まいこの同名小説(文藝春秋)が原作で、2つの家族を描いているのだが、実は“ある秘密”が隠されていて……といった内容だ。ネット上では「とにかく泣ける」と好評を得ており、11月16日発表時点での累計は動員66万人、興収8億円を突破している。

 しかし、原作ファンからは厳しい声も出ているようで、ネット上には「映画は原作の要素を表面的になぞっただけ。作品を台無しにされた気分」「小説が大好きなので期待して鑑賞。優しくて切ない世界観をうまく出せていなかったと思う」「原作を読んでいたので、それと違うところが気になってしまった。読まないほうが映画を楽しく見れたのかも」といった、辛口コメントも見受けられた。

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