[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

IKEA定番人気「カラックス」のNG収納例! ワンオペ育児の汚リビングを、プロがスッキリ片付け

2021/08/23 19:30
伊藤まき(収納ライター)

[Before]生活雑貨が棚の上に山積み

(C)maki_organize

 大人が使っているモノは、子どもにとって魅力的なモノ。触らないでと、上へ上へと積み重ねるのは「育児あるある」な散らかりです。棚上の美容品や生活雑貨品は、行動に合わせたグループ収納として別に用意しました。

[After]一度で移動できる箱やトレーの枠内に置くルール!

充電ボックスと無印良品の収納ケースは、家にあったモノ(C)maki_organize

 棚上は、モノが置きやすいため必ず散らかります。そんな時は、箱やトレーを用意します。 決められた「枠の中に入れる」ルールが、家族の散らかしを防ぎ掃除を楽にします。急な来客も、いっぺんに移動できるので簡単です。

 最後に、全体のビフォーアフターを見比べて見ましょう!

[全体Before]どこから片付ければいいのか、まったくわからなかった

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 1日のほとんどをリビングで過ごすKさん。この光景を見ていると、家事に追われている感覚に襲われてリラックスできません。

[全体After]片付ける=元に戻す場所がわかればOKです

IKEAのカラックス中古品を、1,000~2,000円で集めました(C)maki_organize

 部屋のカラーを、ナチュラルに統一したことで気持ち良くなったと喜ぶKさん。その効果がうれしくて、中古店やSNSで積極的にアイテムを探してくれました。片付け方がわからなかったKさんも、モノがあふれたら「この状態に戻す」をゴールに頑張れると思います。

伊藤まき(収納ライター)

伊藤まき(収納ライター)

収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。クリンネスト2級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。

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最終更新:2021/08/23 19:30
IKEA ビニール製ショッピングバッグ KLAMBY
3人に一人はカラックス使ってる印象