「元極妻」芳子姐さんのつぶやき111

ヤクザには“元いじめられっ子”も少なくない!?  元極妻が考える「いじめ」問題

2021/08/01 16:00
待田芳子(作家)

ヤクザが子どものいじめ問題で学校に乗り込む時代

 では、小山田さんの場合は、どうでしょうか? 「週刊新潮」(新潮社)のニュースサイトでは、小山田さんが、他人が苦しむのを見て楽しむ「サディスト」や思いやりや良心がない「ゲミュートローゼ(情性欠如者)」の可能性があるという精神科医の分析を紹介しています。

 普通の人とは違う、ということなのでしょうか。こういうタイプは小山田さんに限らず、セレブにもけっこういる気がします。世の中にはいろんな性癖の方がいますから、それを医療や教育でどうカバーしていくかということなんだと思います。

 まあ昭和というか平成の初めくらいまでは、コワい地元の親分に相談すれば、いじめ問題もだいたい片づいたんですけど、今は「自称・山口組幹部」氏が子どものいじめ問題で学校に乗り込んで父兄を土下座させる時代ですから、子どもたちも気の毒ですね。

 ちなみに宮崎学さんも、息子さんがいじめられていると聞いて、担任の先生といじめっ子のお宅に乗り込み、いじめっ子に「お前がうちの子をいじめるなら、おっちゃんはお前の父ちゃんをいわしたる(殴る)」と言って、担任に止められたそうです。もちろん本当に殴る気はなく、「本気で子どもを守ってるアピール」が重要なのだそうですが、普通の父兄にはムリですね。

 それにしても、小山田さん以外でも、オリンピックはメイン会場の国立競技場の建設からコケてましたね。オットたちが無邪気にトト(賭け事)でアツくなっていた昔のオリンピックが懐かしいです。特に新体操に目が釘づけでした(苦笑)。刺青の入ったいいトシのオッサンたちがルーマニアとかの美人選手を見て喜んでいるのは、おもしろかったです。

 いじめ問題から新体操に飛んでしまいましたが、コロナ感染者が増え続ける中での開催は、賛成できませんでした。ムダなお金をかけずにスポーツを心から楽しめる時代にしたいものですね。

待田芳子(作家)

待田芳子(作家)

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻。夫とは死別。本名・出身地もろもろ非公開。自他共に認める癒やし系。著書に『極姐2.0 旦那の真珠は痛いだけ』(徳間書店)がある。

記事一覧

最終更新:2021/08/01 16:00
いじめの経験は一生を左右する
アクセスランキング