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寝不足で客から大クレーム、それでも「布団に入るのが恐怖」! “こむら返り”に悩む39歳女性、意外な方法で体質を改善!

2021/07/20 13:30
tata(薬剤師)
写真ACより

 「寝ていると急に足がつって、夜中に起きてしまう……」暑い夏になると、こんな経験をする人も多いのではないでしょうか?

 真夏の就寝時に起こりやすい「こむら返り」の原因は、寝室の冷房による体の冷えや脱水だといわれています。では、なぜ体の冷えや脱水がこむら返りを起こすのでしょうか? 今回は、ある女性のエピソードとともに、そのメカニズムと対策についてお伝えします。

1.「布団に入るのが恐怖」! 寝不足で仕事をクビに……

 今回ご紹介するのは、就寝時のこむら返りに悩む美咲さん(仮名)39歳のエピソードです。

 暑さが増してきたここ最近、頻繁に足がつるようになったという美咲さん。なんの前触れもなく激しい足の痛みに襲われ、目が覚めてしまうことも多々あるそう。

「毎晩、布団に入るのが恐怖です。今夜もまた足がつるんじゃないかって不安で……。寝ている間に突然起こるから、もうパニックですよ」

 一度目が覚めるとなかなか寝つけず、次の日は寝不足に。そのうえ、外は灼熱の暑さで、建物に入れば冷房がギンギンにきいています。そんな温度差で体もぐったりしてきて、家事も仕事もはかどらない日々を送っていたそう。そんな中、美咲さんは仕事で大失敗をしたといいます。

「コールセンターで派遣として働いていたんです。それが、今月に入ってクビになってしまいました。理由は、受電件数が極端に少ないから。熱帯夜でこむら返りが続いたせいで、日中にぼうっとしてしまうことがよくあり、電話が鳴っても取れないことが多くて……。さらに、お客さまにうっかり間違ったご案内をしてしまい、大きなクレームにつながりました。クビになったのは、これが決定的だったようです」

 学生時代から趣味でテニスを続け、体力には自信があったという美咲さん。これまで、大きな不調を抱えたこともなかったといいます。

「今は貯金を崩しながら求職活動中です。なんとか生活をつないでいるけれど、『早く次の仕事を見つけなければ』と思って焦っているのは気持ちばかりで、体が追いつきません。求職活動をしてても1日中眠くて、疲れているのに寝入るのが怖い……。夜はぐっすり眠り、朝から元気に活動できる普通の日々を取り戻したいです」

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