2021年夏ドラマ初回視聴率

天海祐希『緊急取調室』がトップ獲得、中川大志『ボクの殺意が恋をした』比嘉愛未『推しの王子様』はワースト入り! 7月期ドラマ初回視聴率ランク

2021/07/16 17:59
サイゾーウーマン編集部
『緊急取調室』(テレビ朝日系)公式サイトより

 2021年の夏ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が初回放送を迎え、視聴率ランキングのトップは、世帯平均視聴率で14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した『緊急取調室 第4シリーズ』(テレビ朝日系)だった。女優・天海祐希が主演を務め、2014年に第1弾がスタートした同作。17年、19年と好評を博し、今回の第4シリーズも好発進となった。

 『緊急取調室』は、取り調べを行う専門チーム「キントリ」(緊急取調室)のメンバーが犯人たちと心理戦を繰り広げ、真実を明らかにしていくヒューマンサスペンスドラマ。今回も田中哲司、でんでん、小日向文世、速水もこみちといったおなじみのメンバーが集結し、1話と2話は女優・桃井かおりがゲスト出演した。

 天海と桃井の演技に対し、視聴者からは「天海祐希VS桃井かおり、スゴかった。久しぶりにドラマを見てまばたきするのを忘れた」「質の違う女優同士の演技対決、名勝負だった」「桃井かおりの演技にグッときた。キントリはいつも想像を超えてくる」と、絶賛のコメントが続出。視聴率では前シーズンの初回15.2%を下回ったものの、今期1位に輝いた。ただ、7月15日放送の第2話は13.4%にダウンしており、最終話まで首位をキープできるかどうかは、微妙なところだ。

 ベスト2位は、鈴木亮平主演『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)で、初回は14.1%。今作は、救命救急チーム「TOKYO MER」の活躍を描いた医療ヒューマンドラマで、鈴木のほかに、賀来賢人、中条あやみ、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子らが参加している。第2話の視聴率は14.3%と0.2ポイントアップしていたため、このまま順調に2ケタをキープできれば、最終話までの視聴率ランキングでトップ3入りは確実だろう。

 ベスト3位は、波瑠が主演を務め、田中圭、King&Prince・岸優太、岡崎紗絵、DISH//の北村匠海がメインキャストに名を連ねる『Night Doctor』(フジテレビ系)。一足早い6月21日に始まり、初回は13.4%をマークした。

 第1話は、自信や、やる気のない研修医上がりの元内科医・深澤新(岸)に注目が集まり、「岸くんにイライラした」「岸くん演じる医者がウザい」「視聴者をイライラさせるだけ、岸くんの演技がうまいってことだね」といった感想が続出。同時に「ヘタレすぎたけど、これから成長していくのが楽しみ」と、今後の展開に期待を寄せる声も上がっていた。視聴率は2話で10.6%に下落するも、以降は11.7%(3話)、12.4%(4話)と上昇している。

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