【連載】“買い物狂い” の散財日記 第123回

「ヤフオク!」は「メルカリ」よりギャンブル性が高い!? “入札バトル”を制するために取った、買い物狂いの執念の行動

2021/06/13 19:00
千葉N子(ライター)
(C)千葉N子

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 皆さん、「ヤフオク!」で買い物したことありますか? Yahoo! JAPANが提供するインターネットオークションサービス・ヤフオク、私はぶっちゃけ苦手です。出品するのも購入するのもどっちも苦手!

 出品するときには、ビビりながら開始金額を1円に設定し、商品が目立つ位置に掲載されるようオプション料を追加で支払い、ドキドキしながら見守ります。でも、3日くらい1円のままだとハラハラドキドキしてしまい、「あーもう!! 1円なんかで売ってたまるかあ!!」と出品を取りやめてしまうのです。結局、支払ったオプション料が無駄になって終わり……というわけ。

 購入するときにはその逆で、気になったジュエリーを見つけ「20万円なら買ってもらいいかな……」なんて思いながら入札したが最後、残り5分でほかの購入希望者とのバトルが白熱してしまい、「ええい、いくらでもあたしが買ってやらあ!!」と入札を繰り返した結果、当初の予定より何割も高い額で落札してしまう……ということになるのです。ヤフオクはギャンブル性が高すぎて、あたいには向いてないと悟りました。

 しかし、ある日のことです。セレクトショップ「Deuxieme Classe(ドゥーズィエムクラス)」が扱う「AMERICANA(アメリカーナ)」のトップスをメルカリで見つけ、一目ぼれした私。「うーん、でも1万2,000円は高いなあ」と思っていたとき、ふと「ほかのフリマサイトで売っているのでは……?」と思い当たった私は、なんとなくヤフオクを検索してみました。

 すると、6,000円で売られていました……! こ、こりゃあ、買うしかない……!!!! しかし、ヤフオクはその場ですぐに購入することができません。私はムキーッとなりながら入札ボタンを押そうとして、はたと我に返りました。

 これって……メルカリでいうところの、コメントしてしまう……みたいなことよね? メルカリでは、「購入してもいいですか?」と、わざわざ出品者に購入可能か確認を取る人がいるのですが、その瞬間、「あ、ライバルがいる……!」とほかの大多数のライバルにバレてしまいます。コメントによって、「この商品はあと数分で売り切れてしまう! 買わなきゃ!!」とライバルたちの闘争心に火をつけ、先に購入されてしまうことが結構あるんですよね……。

ヤフオク史上最強の出品テクニックぜ〜んぶ教えます。
まさに執念
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