経済アレルギーがより悪化したよ

『あさイチ』森花子アナ、「話が全然わからない」「シソンヌかわいそう」といら立つ声続出! 新企画は「ダメだこりゃ」?

2021/05/26 19:58
村上春虎
『あさイチ』(NHK)公式サイトより

 5月26日放送の『あさイチ』(NHK)で、新企画がスタートした。しかし、進行を務めた森花子アナウンサーに対し、視聴者からいら立ちの声が続出している。

「この日、簡単に教養を身につけるためのコーナー『家庭の教養』が立ち上がりました。第1弾は、“経済学”を楽しく学ぶという名目で、『ロールケーキを等分に分けたい』『子どものやる気を引き出したい』など、身近な暮らしの悩みを、経済学で有名な法則や理論を使って解決することに」(芸能ライター)

 そこで登場したのが、お笑いコンビ・シソンヌ。じろうが「のん太」、長谷川忍が「しずえ」として夫婦を演じ、生活の中で起こり得るトラブルを生コント形式で披露していった。最初のトラブルは、夫婦がケーキを等分に切り分ける方法で揉めるという内容で、それを解決する人物として、人形のキャラクター「あんえもん」が登場。経済学の法則を提案し、無事に課題を解決した。

 こうした生コントの後、法則をさらに詳しく解説するという二段構えの進行で、いくつものトラブル事例と法則が紹介されたのだが……。

「この解説を請け負ったのが森アナ。博多華丸・大吉、鈴木奈穂子アナがいるスタジオで、パネルを使いながら説明したのですが、『話が全然わからない』と視聴者から不満が上がっています。特に、最後に解説した経済用語『囚人のジレンマ』については、大吉も『話がちょっとわかりにくかったんだけど……』と困惑。ゲストの木村多江に至っては、何を言っているのかさっぱりわからないといった表情で、森アナを見つめていました」(同)

 「囚人のジレンマ」とは、自分の利益だけを追求してしまうと、お互い協力したときよりも、悪い結果になることを指す言葉だという。展開されたコントでは、のん太としずえが、あんえもんの好物「あんまん」を黙って食べたことで大騒動に。2人で正直に打ち明けるか、それとも黙ったままにするのか……という内容だった。さらに、のん太、しずえは、あんえもんが好きだったプリンとアイスも食べていたことから、これも打ち明けるか黙っておくかという選択肢が加わり、条件がさらに複雑なことに。

 森アナは、「2人が正直に話した」ケース、「どちらかが話した」ケース、さらに、「どちらとも黙っていた」ケースなど、複数のパターンに分けながら解説していたが、話を聞く大吉や木村、また視聴者も困惑しきりだったようだ。

「ネット上には、『話が全然わからない。アナウンサーの説明がヘタで致命的。説明できるように準備するのがアナウンサーの仕事なんじゃないの?』『森アナが理解してから、解説してますか?』『囚人のジレンマ、説明がヘタすぎる。シソンヌかわいそう』『そもそも説明してる本人も理解してないっぽい。ダメだこりゃ』『解説がすごくわかりにくかった。わざわざシソンヌを起用した意味……』と、森アナの手腕に苛立つ声が続出しています」(同)

 一方で、「誰が説明してもグダグダになりそう。森アナが悪いわけじゃない」「今日のテーマが、そもそも難しい気がする。説明を頑張ってる森アナ好きです」「企画の甘さのせいで、森アナにいらん負担がかかってるな。かわいそうに」と、同情する意見もあった。

 スタジオの誰もが困惑していた新企画だが、次回から立て直しできるのだろうか?
(村上春虎)

最終更新:2021/05/26 19:58
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