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「『やせたね』は『太ったね』と同じぐらい有毒」デミ・ロヴァート、体形について気軽に言及することに警告

2021/05/26 17:18
堀川樹里(ほりかわ・じゅり)
深夜の投稿は本音でちゃうし(gettyimagesより)

 摂食障害に苦しんでいることをオープンにしている、歌手デミ・ロヴァート(28)。多くの人が他人の体形や体重について気軽にコメントすることに警告を鳴らし、賛同を得ている。

 現地時間5月23日、デミはインスタグラムのストーリーに長文を投稿。

「誰に対して響くのかはわからないけど、言わせて。摂食障害を患ったことがある人に対して、『体重が減ったね』と褒めることは、『体重が増えたね』と言うことくらい有害だって」
「もし、あなたがその人の“食に関する歴史”を知らないのであれば、その人の体についてコメントすべきじゃない。悪気なく純粋な意味で言ったのだとしても、その人は、夜中の2時にその言葉の意味を考えることになるかもしれないから……」

 と、他者の体について安易にコメントすべきではないと説いた。続けて、「(やせたねと言われて)気分よくならないか、って? もちろん、たまにはそう思うわ」と明かした上で、「でも、気を良くするのは、私の頭の中にはびこる摂食障害の声。『ね、みんな細いほうのあなたが好きなんだって』『あとちょっとだけ食べる量を減らしたら、もっとやせるよ』とささやくの」「『うわっ、前(の私の体)はどう思われてたんだろう?』って最悪な気分になることもある」と、たとえ褒め言葉であっても、摂食障害の症状を悪化させるトリガーになるのだと説明した。

 そして、「この話の教訓」として、「体は魂の殻(でしかない)。私はそれ以上の存在。日々、そのことを自分に言い聞かせるために闘っているの。だから、お願い。みんなは体しか見てないんだと思わせないで」と祈るような絵文字を添え、締めくくった。

 このストーリーが投稿されたのはアメリカ太平洋時間の深夜2時頃だったことから、ネット上では、デミが現在進行形で苦しんでいる気持ちを吐露したと推測されている。

 デミは3月初めに、「もう(食べ物の)カロリー計算してないし、がむしゃらに運動することもない。摂食制限もパージング(嘔吐や下剤使用など、自発的に食べ物を排出する方法)はしてない」「でも、うっかりやせちゃった」と、インスタグラムにウエスト部分がガバガバになったズボンを披露する動画を投稿した。

 4月には、インスタグラムの同じくストーリーで、シュガーフリー商品を販売するフローズンヨーグルトの店を、「やせなくてはいけないという人の気持ちをあおって、金もうけをするハゲタカ」と猛批判。「糖尿病患者などの人たちの商品」と反論した店に対して、脅迫じみたようなDMを送りつけていたことが報道され、「食に敏感になっているのは、摂食障害が悪化しているからではないか」と、ファンを心配させた。

 2017年にYouTubeで公開されたドキュメンタリー『Simply Complicated』で、デミは8歳の頃から子役のストレスを過食することで落ち着かせてきたと告白。それ以来、摂食障害に苦しむようになり、壮絶な闘病生活を送っていると明かした。新作アルバムに合わせて、今年3月にYouTubeで公開されたドキュメンタリー『Demi Lovato: Dancing with the Devil』(全4話)でも、「今も摂食障害と闘っている。コントロールできるようになったけど、生涯逃れられないと思う」と、苦しい道のりを明かしている。

堀川樹里(ほりかわ・じゅり)

堀川樹里(ほりかわ・じゅり)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2021/05/26 17:18
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デミの敏感さが心配……

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