【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

人気牛丼チェーン3店、プロが勧める“660円以下”ピリ辛メニュー4選! 「ダイエット中」OKな一品は?【松屋、吉野家、すき家】

2021/05/14 21:00
川村郁子(管理栄養士)

No.1は「すき家」! おすすめのトッピングは?

――「ピリ辛メニュー」を食べるなら、どこの店舗がおすすめですか?

川村 今回紹介した中で、一番おすすめしたいのは「すき家」です。ごはんも肉も野菜もバランスよく味わいつつ、ピリ辛の風味を楽しみたいなら、「ビビンバ牛丼」を選ぶといいと思います。プラス80円で「おんたま」(温泉卵)を追加して、タンパク質を増やすことも可能。食べごたえをアップさせたい方にも、おすすめのトッピングです。

 糖質が気になる方や、ダイエット中の方でしたら、「吉野家」の「ライザップ辛牛サラダ」はとてもうれしいメニューですよね。ごはんは入っていないですが、ボリューム感があるので満足できるはず。カロリーも500kcal未満なので、カロリーコントロールをしている方にも注目してほしいメニューです。「松屋」の「ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし」は500円以下でかなりコスパが高いメニュー。「今日はガッツリ食べて、ガッツリ動くぞ!」と気合を入れたい日には、ピッタリだと思います。

 それぞれの店舗に魅力的なメニューがあるので、その日の予定や気分によって、食べ比べてみるのもいいでしょう。体調管理のためにも、手軽に栄養を補える牛丼チェーンを活用してみてくださいね。
(文:佐藤真琴)

川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

最終更新:2021/05/14 21:00
「急に辛い物が食べたくなる現象」に名前をつけたい