女性の悩みを解決!

試着室で“ポッコリおなか”に衝撃……ワンピースが着られずショック! 40歳女性「便秘」の悩み解決法

2021/05/11 13:30
木村眞樹子(医師)

<便秘に悩む方におすすめの漢方薬>

・麻子仁丸(ましにんがん)
おなかの膨満感や、便が硬くなり、排便が困難な状態の便秘の方に処方される漢方薬。食欲不振や痔の緩和にも用いられます。

・大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)
便秘やおなかの膨満感を改善するほか、皮膚炎や吹き出物にも用いられる漢方薬です。

・桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
体力のあまりない方に向いている漢方薬。便秘やおなかの膨満感、胃腸が弱く下痢の症状がある場合にも用いられます。

 ただし漢方薬は、体の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることも。しかし、たくさんの種類から自分に合った漢方薬を見つけるのは大変ですよね。

 そんなときは、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師とAI(人工知能)が、あなたに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が便利です。

あんしん漢方

4.便秘の原因を知って、悩みをスッキリ解決!

 便秘に悩んでいると常におなかの張りが気になり、トイレに行くこと自体が怖くなってしまうもの。「便秘は体質だから仕方ない」と諦めずに、早めに対処することが肝心です。つらい便秘も必ず原因があるので、自分がどんなタイプの便秘なのかを知り、適切な対処を行って症状を和らげていきましょう。

 今回紹介した漢方薬も、便秘の対処法としておすすめ。専門家の指導のもと、正しい服用を行って便秘の悩みを解消しましょう!

木村眞樹子(医師)

木村眞樹子(医師)

医学部を卒業後、循環器内科、内科、睡眠科として臨床に従事。妊娠、出産を経て、産業医としても活動する中で、病気にならない体をつくること、予防医学、未病に関心がうまれ、東洋医学の勉強を始める。臨床の場でも東洋医学を取り入れることで、治療の幅が広がることを感じ、西洋薬のメリットを活かしつつ漢方の処方も行う。また、医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療には関わる前の人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、Webメディアで発信も行なっている。

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最終更新:2021/05/11 13:30
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