テレビマンが名指しで判定! 「YouTubeに救われた芸能人」「始めなければよかった芸能人」

2021/05/08 11:00
村上春虎

YouTubeがあまりプラスになっていない

 一方、YouTubeでの活動があまりプラスになっていない芸能人は?

「生配信中の視聴者へのキツい言い方が批判されたり、スタッフと決別して現在は1人で活動しているという三又又三。また、YouTubeを始めても、企画力のなさなのか編集が悪いのか、そもそもポテンシャルがそれまでなのか、とにかくうまくいっていないダイアン。ダイアンはYouTubeを始めたのに、これまでのイメージを脱しきれていないし、三又は逆にイメージを落としています」(前出・作家)

 芸人以外では、意外なところで80年代の人気アイドルたちもYouTubeをスタートしているが、軌道に乗っているとは言い難い状況のようだ。「工藤静香、中山美穂、南野陽子と“アイドル四天王”とまで呼ばれた浅香唯は、昨年11月に『浅香唯メロウエイジ』というチャンネルを立ち上げたものの、登録者は1,920人(5月7日現在)。直近の動画の再生回数は910回です」(同)。

 今春にチャンネルを開設した女性タレントといえば、小倉優子が話題を集めた。しかし、3月末に開設した『ゆうこりんチャンネル』は、チャンネル登録者数は8,560人(5月7日現在)で、これまでの動画の再生回数をすべて合わせても24万回に届かない数字だ。今後、爆発的に数字が伸びる見込みはあるのだろうか。

 まだまだ続く外出自粛ムード。我々にとっては娯楽の一つでしかないYouTubeだが、タレントが1本の動画にかけた思いを想像すると、また違った味わいが生まれそうだ。
(村上春虎)

最終更新:2021/05/08 11:00
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