存在感が際立つネックレス!

キャサリン妃のネックレスは、日本政府がエリザベス女王に贈った真珠! ダイアナ元妃も着けた伝統のジュエリーだった

2021/04/21 19:59
堀川樹里(ライター)
「この上なくセンチメンタル」な日本真珠とは?(Getty Imagesより)

 4月17日に執り行われた故エディンバラ公爵フィリップ殿下の葬儀後、ウィリアム王子とヘンリー王子が公の場で会話を交わすきっかけを作ったキャサリン妃。2人だけで話ができるようにさりげなく配慮する妃(きさき)の姿に心を打たれた人も多く、ネット上では「美しく上品で心遣いもできる、まさに王子妃にふさわしい女性」「メーガン妃が彼女に泣かされたと主張していたけど、絶対にウソだろう」といった声が上がった。

 そんなキャサリン妃が、葬儀で身に着けていた真珠のネックレスが、この上なくセンチメンタルな日本真珠だったことが話題となっている。

 トークハットに黒のマスクで顔のほとんどを覆っていた、キャサリン妃の灰緑色の瞳を美しく演出していると大好評だったこの4連の真珠ネックレスは、中央にダイヤモンドをちりばめた曲線型の留め具がある、洗練されたジュエリー。留め具のトップとボトムにはマーキスカットのダイヤモンドがあしらわれており、真珠とダイヤモンドが異なる品のある輝きを放っている。

 このネックレスはエリザベス女王のコレクションであり、150年以上にわたり王室御用達である宝石商「ガラード」によると、日本政府からの贈呈品だった最高級の日本真珠を用いたもの。女王は、1980年代と90年代に好んで着用し、95年に開催されたマーガレット・サッチャー元首相の70歳の誕生日祝賀会でも着けていた。また、82年にダイアナ妃がオランダへ公式訪問した際には、この真珠のネックレスを貸し出し、陶器のように透き通った妃の肌によく似合うと話題になった。

 近年あまり見かけなかったこの真珠のネックレスだったが、17年に開催されたエリザベス女王とフィリップ殿下のご成婚70周年記念式典で、キャサリン妃が着用。ダイアン フォン ファステンバーグの黒のロングドレスによく似合い、ネット上は、「ウィリアム王子の祖母、母が身に着けた真珠ネックレスだ!」と大盛り上がりした。

 今回の葬儀で、キャサリン妃は2,000ドル(約22万円)のローラン・ムレのシックな喪服を着用。真珠のネックレスは主張しすぎず、品よく妃の美しさを際立てていたと大好評で、ネット上には、「王室の歴史あるジュエリーが似合うキャサリン妃」「殿下を深く愛しておられた女王への敬意を込めてチョイスしたのだろう」「殿下と親交が深かったダイアナ妃へのトリビュートの意味もあり、心遣いが素晴らしい」と感動する声が多く上がっている。

 また、キャサリン妃が、葬儀で着けていたバーレーン真珠のダイヤモンド・ドロップイヤリングも女王から借りたもので、ダイアナ妃が1982年に着用したことがあるという。

 世間では「いかに女王の信頼が厚いかが、よくわかる」「かわいがってもらっているのだろう」「自己主張ばかりする“欲しがり”なメーガン妃には、このような最高級の日本真珠は着こなせないだろう」「ウィリアム王子は本当に理想的な女性をめとれて、本当に幸せ」「ダイアナ妃も喜んでいるに違いない」などと称賛されている。

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

記事一覧

最終更新:2024/03/23 20:46
Princess Catherine
メーガン妃効果でキャサリン妃の株が上がりまくってる
アクセスランキング