インタビュー

GWに一気見したい「韓国ドラマ」5作品! 韓流ライターがオススメ「人生で1、2を争う」と評判の最新作は?

2021/04/30 19:00
サイゾーウーマン編集部

Netflix『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』
出演:パク・イナン、ソン・ガンほか

Netflix公式サイトより

【あらすじ】元郵便配達員の70歳男性・ドクチュルは、子どもの頃からの夢であるバレエに挑戦すべく、バレエスタジオの門を叩く。そこで出会ったのは、将来有望ながら、スランプに陥る23歳のバレリーノ・チェロクだった。2人はこの出会いをきっかけに、互いに成長を遂げ、強い絆で結ばれるようになる。

「『Sweet Home―俺と世界の絶望―』『恋するアプリ Love Alarm』で一躍大ブレークしたソン・ガンがメインキャストの『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』。つい先日まで、Netflixで配信される一方、本国の韓国tvNでもまさに放送中だったのですが、とても話題になっているんです。

 見どころは、何といってもソン・ガンの美しいバレエシーン。これを見たら皆さん、ソン・ガンに落ちちゃうんじゃないかなと思いますよ。また2人がお互い影響を受け合うというストーリー展開も感動的。チェロクはドクチュルに褒めてもらったことで、もう一度夢と向き合い、一方でドクチュルはチェロクの存在によって、無謀とも思えるバレエ挑戦への勇気をもらうんです。日本映画の『Shall we ダンス?』(1996年)にも似ていますよね。

 最終回次第という面もありますが、私の周囲からは、早くも『人生で1、2を争う作品になりそう!』『私の一生に残るドラマ』という声も聞こえてきます。ぜひ今からチェックしてほしい作品です」 

Netflix『スタートアップ:夢の扉』
出演:ペ・スジ、ナム・ジュヒョク、キム・ソンホほか

Netflix公式サイトより

【あらすじ】競争の激しい韓国のハイテク業界で、成功を夢見るヒロイン、ソ・ダルミ。子どもの頃、両親が離婚し、母と姉と離れ離れになった彼女にとって、ナム・ドサンという少年との文通が心の支えになっていた。しかしドサンの正体は、別の少年ハン・ジピョン。彼は新聞記事でたまたま見かけた、数学オリンピックの優勝者であるドサンの名前を勝手に拝借していたのだ。そして、大人になったダルミ、ドサン、ジピョンは起業を通じて関係を深め、三角関係に発展していく。

「ここ最近のラブストーリーの中で、特に新鮮だと感じたのが『スタートアップ:夢の扉』。韓国ドラマの王道恋愛モノというと、ツンデレ御曹司が登場する胸キュンラブコメで、それはそれで面白いのですが、正直16話分、話がもたないことも。しかし『スタートアップ』は、ラブに青春サクセスストーリーの要素が加わり、飽きが来ない作りになっています。

 同作の舞台は、若き起業家を支援する「サンドボックス」。ダルミはここで、エンジニアとなったドサンと組んで夢をかなえるために奮闘するんですが、企画力や実行力のあるダルミと、技術力のあるドサンは、お互いの足りない部分を補いながら成長していきます。一方で、ジピョンはサンドボックスを立ち上げた投資家として、彼女のことを陰ながら支えている。つまりドサンはパートナーとして、ジピョンはあしながおじさんとして、彼女の夢を応援していて、一体ダルミはどちらと結ばれるのだろうと、最後までドキドキするんです。

 また、ダルミと姉ウォン・インジェの対決も見どころの一つ。インジェもまた起業家として活躍しているのですが、2人はライバルのような関係に発展。ダルミのチームとインジェのチームが技術対決を繰り広げ、これがまた面白いんです! 『梨泰院クラス』が好きな人はハマる作品かもしれません」

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