【ジャニーズJr.チャンネル便り】

Travis Japan・川島とkemioが「同期Jr.」と判明! 美 少年の結成ヒストリーが「永久保存版」!【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2021/04/18 21:00
中村チズ子(ライター)

美 少年ヒストリーに「永久保存版」「やっぱりこの6人」とファン感動

 美 少年の動画は、通常回の「【ジャニーズ秘話】出会い、ケンカ、そしてジャニーさんの言葉」(10日)と、プロモーションの「【簡単アレンジ!】豆乳ヨーグルト料理で満点連発!!」(12日)の2本が配信されている。1本目は、「美 少年ヒストリー第2弾」と題したトーク企画。彼らは、佐藤龍我が活動を自粛していた時期にアップされた「【ジャニーズ秘話】僕たちのJに入ったワケ!?」(3月6日配信)内で、ジャニーズ事務所に入ったきっかけや、オーディション裏話などについておさらいしていた。

 そして、今回は復帰した後に収録した動画なのか、「俺、履歴書はねぇ……」と、唐突に切り出す佐藤。誰かに振られるわけでもなく、急に話し始めたため、メンバーは慌ててストップをかけていた。そんな佐藤はオーディション当日に金指一世と出会っていたそうだ。金指は、「龍我のお父さんと俺のお父さんが一緒に話したんですよ。結果はさ、その時点ではわからないから。『また一緒に会えたらいいですね』みたいな話してたら会えた」と、回顧。浮所飛貴は「それでさ、今同じグループっていうのがスゴい」「本当、運命」と、2人の奇跡的な関係性にしみじみしていた。

 その後は、何もわからない状態でステージに出させる“ジャニーズ的育て方”といった各々の初仕事について言及。浮所と那須雄登は『ジャニーズ野球大会』に初出演後、すぐに『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出たといい、「スゲー、ピックアップされるじゃんと思った。紹介されたよね。『入って何週間しか経ってないんです、この子たち』」(那須)と、語った。

 すると、藤井直樹は「俺のジェラシーポイントだったんだよね。(自分は)1、2ヶ月前に入ってたから。そこでフレッシュなJr.で紹介されないか……と思って」と、ぶっちゃけトーク。那須は「本当ね、この事務所のフレッシュの更新、半端ない。早い、早い!」と、ジャニーズならではのリアルな内情を明かしていた。ちなみに、前述の『Mステ』に関して、那須の口からは「で、浮所が真ん中でこうやって。浮所のこぶしで俺の顔が(映っていなかった)」との恨み節も。

 また、那須と佐藤の“なすりゅ”コンビの誕生秘話にも触れている。『Summer Paradise』のリハーサルに呼ばれた那須は、ジャニー喜多川前社長から「君に相性very goodな人いる」と言われ、佐藤と対面。しかし当時、佐藤に対して「ケンカ強そう」「ライオンみたい」と、あまりよくないイメージを抱いていた那須は「えっ、この人か……」と、感じていたろか。「2人で一緒に踊ったりとかして、仲良くしてみてよ」(ジャニー氏)と提案があり、ケンカを繰り返しながらも仲を深めていったという那須と佐藤。こうした絡みを見たジャニー氏は「やっぱり君たち相性いいね。いつかグループ作りたいね」と話し、ここからメンバー探しが始まったそうだ。

 佐藤と同期入所の金指は、当時の心境について「この2人が一緒に行動し始めてるなって見てて、ちょっと遅れてるなと思ってた」「とりあえず着々と頑張るかってやってました」と、告白。ちなみに、美 少年に改名する前のグループ名は東京B少年だったが、その裏で「東京ボーイズ」「ファイブスター」などの候補もあったとか。

 こうして、ジャニー氏が集めた佐藤、那須、藤井、浮所、岩崎大昇の5人で活動を始めた後、「『ジャニーズJr.祭り』で金指が見つかる。ジャニーさんに」(浮所)と、金指の加入秘話へ。末っ子ポジションをとられた佐藤は、悔しさのあまり「トイレで泣いた記憶がある」と、振り返っていた。

 美 少年といえば、HiHi Jetsと同じくジャニー氏のお気に入りグループだったとされており、6人とも下積み時代がさほど長いわけではないため、「エリート集団」とも言われている。しかし、『Mステ』エピソードの藤井の「ジェラシーポイント」発言や、金指の“なすりゅ”への思いを通じて、実は焦り、葛藤、苦悩を抱えつつ活動してきたことがうかがえる。ファンからも「永久保存版」「胸がいっぱいになった」「あらためて、やっぱり美 少年はこの6人で美 少年なんだなと思った」との声が出ている通り、第1弾に続いて、かなり濃密な動画となっていた。

 2本目は「SOYBIO豆乳ヨーグルト」(ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社)のPR企画で、同商品を使ったアレンジ料理を食べ比べしている1本。個人的な見どころは、オープニングの浮所&金指の微笑ましいやり取りと、佐藤が調理に加わる7分台のシーン。佐藤らしい天然ボケに、相変わらずだなぁ……と、ついつい笑ってしまった視聴者も少なくないだろう。再生回数は1本目が22万台、2本目は18万台(16日時点)。

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