[再掲]インタビュー

V6解散、26年の歴史に幕! SMAP、TOKIO、嵐……「ジャニーズグループの寿命」を専門家はどう見る?

2021/03/12 20:07
サイゾーウーマン編集部
「V6解散」の4文字を見る日が来ようとは

 3月12日、ジャニーズ事務所から、今年11月1日をもってV6が解散すること、またメンバーの森田剛が退所することが発表され、ジャニーズファンの間に衝撃が走っている。

 1995年にデビューしてから、実に26年にわたり、誰一人メンバーが欠けずにグループを続けてきたV6。近年はメンバー個人の活動がメインである一方、コンサートで見せる6人のステージは抜群のクオリティを誇るといわれ、多くのファンを魅了してきた。そんなV6の解散に、ファンはネット上で「ものすごくショック」「6人揃ってのパフォーマンスが見られなくなるなんて」「私はこれから何を楽しみに生きていけばいいの」などと悲鳴を上げているが、森田の退所にあたり、メンバーが「この6人でなければV6ではない」という思いを貫き、解散という選択をしたことには、「V6らしい」といった納得の声も少なからず出ている。

 こうしてジャニーズ事務所は、KinKi Kids除く1990年代にデビューしたグループの全てが、新しい門出を迎えることに。SMAPとV6は解散、TOKIOはジャニーズの関連会社「株式会社TOKIO」を設立し、メンバーの長瀬智也がこの春退所、そして嵐は昨年末をもって無期限の活動休止に突入した。

 ジャニーズファンの間では、相次ぐグループの解散や活休が惜しまれているものの、企業の経営の面から考えると、それは致し方ないことなのかもしれない。サイゾーウーマンでは、2019年1月、嵐が20年末での活動休止を発表したことを受け、企業コンサルタントの大関暁夫氏にインタビュー。その中で、「商品には、それぞれの“ライフサイクル”というものがある」と大関氏は語り、ジャニーズ事務所の商品(=アイドルグループ)の寿命は「15年」と明言したのだった。

 V6が解散という道を選んだ今、この「ジャニーズグループ15年寿命説」を提言した大関氏のインタビュー記事を再掲する。

(編集部)


(初出:2019年2月16日)

嵐の活動休止発表……企業コンサルタントが、ジャニーズグループ「15年寿命」説を提言

 1月27日、国民的アイドル・嵐の活動休止が突如発表された。同日午後5時、ファンクラブ会員向けサイトで、メンバー5人によるメッセージ動画が公開され、活休の報告とその経緯を説明。リーダー・大野智が2017年6月、「2020年をもって、自分の嵐としての活動を終えたい」「一度、何事にも縛られず自由な生活をしたい」とメンバーに告げ、話し合いを重ねた結果、2020年末でグループ活動を休止するとの結論に至ったという。

 同日午後8時からは記者会見も行われ、メンバーは「解散ではない」ことをあらためて強調、また活休期間は明確に決められていないことも明かしていた。会見で見せた“誰も悪者にしない”という姿勢や仲睦まじい様子には、嵐ファンから「感動した」「やっぱり嵐は5人で嵐」「再始動までずっと待ってる」など、温かなコメントが寄せられていたものの、一方で「大野くんの気持ちもわかるけど、やっぱり悲しい」「このまま事実上の解散になりやしないか」「こんな大勢のファンがいるのに、なぜ……」と複雑な胸中を隠しきれない人も少なくない。

 そんな中、「嵐がいま活休を発表したのは正しい」と断言するのが、企業コンサルタントの大関暁夫氏だ。ビジネスの視点で、「ジャニーズの男性アイドルグループ」という商品のライフサイクルを考えたとき、嵐は英断を下したと評価できるという。今回、数々のジャニーズグループの例を挙げながら、「商品として」のアイドルグループの寿命を考察してもらった。

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悲しいけれど「トニセンは存続」で飛び上がったよね!
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