インタビュー

「ヨガ界では体が硬い」インストラクター考案の「逃げヨガ」3選! 超簡単ポーズで「心の安全地帯を見つける」方法

2021/03/21 16:00
鳥居りんこ(受験カウンセラー、教育・子育てアドバイザー)
たった10秒で心をほどく 逃げヨガ』(双葉社/著=Tadahiko、取材・文=鳥居りんこ氏)

 新型コロナウイルスの感染拡大がやや落ち着きつつあるが、まだ大手を振って外に遊びに行けるような状況にはない今日この頃。家の中で長い時間を過ごす中、ふとこんなことをつぶやいている人はいないだろうか。

「なんか、めっちゃだるい……」

 なまった体をスッキリさせたくなり、家の中でできるエクササイズなどをネット検索してみるも、「ややこしい」「難しそう」と一気にやる気をそがれ、出口の見えない“だるい”ループに陥っているケースも珍しくない。

Tadahiko氏(撮影 北森順一)

 そんな人にオススメしたいのが、ヨガインストラクター・Tadahiko氏の著書たった10秒で心をほどく 逃げヨガ(双葉社/取材・文=鳥居りんこ氏)だ。ヨガと聞くと、それこそ教室に通わなければいけない特殊なエクササイズと思ってしまうが、同書で紹介されているのは、「10秒でOK」という“お手軽ポーズ”のみ。ヨガマットも不要どころか、寝る前の布団の上でも試すことができるポーズが紹介されている。

 また、『逃げヨガ』はその名の通り、まずは心配や不安、つらいことから“逃げる”ためのもの、そして心と体を“立て直し”、新しい一歩を“踏み出す”ためのものと定義されており、これも同書の特色の1つ。ポーズの解説とともに、「自分に『ダメ出し』しそうになったら」「何もしないことをする」「好きなことを頑張る」といったエッセイが収録されており、体だけでなく心の疲弊を癒やす1冊にもなっている。

 今回は、『逃げヨガ』から「特にこれは試しやすい!」という簡単ポーズを3つTadahiko氏にご紹介いただいた。そのポーズに込められた心をほぐすヒントを読みながら、ぜひ実践してみてほしい。

逃げヨガ たった10秒で心をほどく
カラダ激カタの私でもできるヨガがあった!