【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

人気とんかつチェーン3店、プロが勧める「1,000円以下弁当メニュー」! 脂質低め&リーズナブルな一品を発見【和幸、さぼてん、かつや】

2021/02/26 21:00
川村郁子(管理栄養士)
人気とんかつチェーン3店、プロが勧める「1,000円以下弁当メニュー」! 脂質低め&リーズナブルな一品を発見【和幸、さぼてん、かつや】の画像1
Wikipediaより

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

人気とんかつチェーン3店、“お弁当”選ぶならコレが正解!

 テイクアウトの需要が高まる今、一食で栄養バランスが取りやすい「お弁当」は便利ですよね。スタミナをつけたいとき、肉を使ったメニューを選ぶ人も多いと思いますが、今回あらためて注目するのは、リーズナブルでボリューム感のあるお弁当が豊富な、とんかつチェーン店。人気とんかつチェーン店「とんかつ和幸」「とんかつ新宿さぼてん」「かつや」を対象に、管理栄養士の川村先生におすすめお弁当メニューを聞きました。

――「とんかつ=カロリーが高い」というイメージが強いのですが、どんな栄養が摂れるのでしょうか?

川村郁子先生(以下、川村) とんかつといえば、山盛りキャベツとごはんに味噌汁、という定食スタイルが定番ですよね。とんかつは、豚肉からタンパク質やビタミンB群、鉄などを補うことができ、キャベツからはビタミンCや食物繊維を補えます。ビタミンCは豚肉に含まれる鉄の吸収をサポートするので、この組み合わせは理にかなっているんです。

 しかし、とんかつは揚げ物なので、やはりカロリーは高い。とんかつ定食の場合、一食でだいたい1,000~1,500kcalになりますので、1日のトータルで食事量を調整したり、活動量を増やすなど工夫しましょう。

――とんかつはお肉の種類を選べるお店も多いですが、何がおすすめですか?

川村 とんかつの場合、ロースとヒレから選ぶことが多いのではないかと思います。ロースに比べてヒレのほうが脂肪が少ないため、カロリーも低いです。また鉄や亜鉛などのミネラル、ビタミンB群が多く含まれているので、どちらかといえばヒレのほうがおすすめですね。

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