“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第541回】

長谷川博己・鈴木京香の結婚報道は風物詩? “知人コメント”で構成された女性週刊誌記事の怪しさ

2021/02/16 21:00
神林広恵(かんばやし・ひろえ)
長谷川博己・鈴木京香の結婚報道は風物詩? 知人コメントで構成された女性週刊誌記事の怪しさの画像1
「女性自身」3月2日号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 NHKの新大河ドラマ『青天を衝け』がスタート。現在の埼玉県深谷市出身の渋沢栄一がモデルのドラマだが、第1回放送を観て爆笑。筆者の出身地でもある北関東の方言がバリバリ! 懐かしく、面白い。

第541回(2/11〜2/16発売号より)
1位「独占撮! 長谷川博己『麒麟は京香』結婚決断!」(「女性自身」3月2日号)
2位「プロボクサー井上拓真『愛してる』『結婚しよ』兄・井上尚弥も黙認していた泥沼W不倫」(「週刊女性」3月2・9日合併号)
参照「貴乃花光司 元妻に加えて娘2人も…“家族全員優一派”の孤立無援」(「女性自身」3月2日号)
3位「梅宮アンナ『もうダメ男卒業したのに…』詐欺騒動男が恋人宣言に激怒告白」(「女性自身」3月2日号)
※女性セブンは合併号休み

 今週の「女性自身」トップ特集がすごい。タイトルにはデカデカと“結婚決断”の文字が。そう、大河ドラマ『麒麟がくる』で主演を演じた長谷川博己が大河終了と同時に、長年の恋人・鈴木京香と結婚を決断したというのだ。

 およそ10年にわたり交際を続けてきた2人がついに――。しかし記事を読むと、その根拠はかなり怪しいし乏しい。

 “結婚”の最大の根拠として挙げられるのが、京香の引っ越しだ。昨年1月、京香はそれまで所有していたマンションを売却、そして今年2月に最大で家賃が200万円もする高級マンションに引っ越ししたという。記事には引っ越し当日、その様子を見守る京香の写真も掲載されている。しかし、そこには長谷川の姿や存在はなし。

 そして「引越し先では本格的に2人で暮らすことを考えているそうです」(長谷川の知人)「今回の引っ越しについては長谷川さんとかなり前から相談していて、話し合いの結果、(以前のマンションを)売却して今回のマンションに住むことに決めたそうです」(京香の知人)との“双方の知人”コメントが紹介されているのみ。

 実際、記事にはそのマンションでの長谷川での目撃談も、同居の決定打もない。そしてもうひとつ、「自身」が提示する長谷川の“結婚決断”の根拠が長谷川の亡父と坂東玉三郎との関係だ。なんでも長谷川父は20代のころから玉三郎と交友があり、そのため俳優となった息子と玉三郎の共演を望んでいた。一昨年そんな父が亡くなったが、『麒麟』で博己と玉三郎は共演を果たした。そのことも結婚の決断に影響した、と。

 いやいや、無理があるでしょ。しかも“結婚を決意”とか“完全同居”とか謳っているわりには、突然こんな記載も。

「そこで10年間寄り添い続けてくれた京香さんへのケジメとして新居での2人暮らしを決断したそうです。事実婚という形になると聞いています」(長谷川の知人)

 だったら、今の状況とほぼ変わらないのでは? トップ特集で取り上げる? まあ、今回は大河終了というタイミング、長谷川の結婚情報でも紹介してみるか、これまでも結婚と破局情報が交互にあるカップルだし、ある種の風物詩、といったことか。それにしても、記事タイトルの「麒麟は京香」って――。記事の内容とは別に、センスない、と思う(ドラマでも結局、麒麟はこなかったしね)。

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入籍にこだわってるのは週刊誌だけですよ

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