仁科友里「女のための有名人深読み週報」

IMALUの彼氏、「明石家さんまをあまり知らない」のは本当か? 仕事も恋愛もやりづらい、二世タレントのサガ

2021/02/04 21:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
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羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「彼は、テレビのことをまったく知らない」IMALU
『中井大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系、1月28日)

 有名人の子どもに生まれれば、人生イージーモード。若い時は特にそう思いがちな気がするが、本当なのだろうか。

 2月2日、ニュースサイト「週刊女性PRIME」が「Koki,と工藤静香、仲よし親子が“進路をめぐって激突”していた!」と報じた。シャネルのビューティーアンバサダーを務めていたKoki,だが、昨年、降板になったそうだ。しかし、ある広告代理店関係者は「降板ではなく契約満了」「次のアンバサダーも決まっている」と話しているという。

 そんな中、Koki,やCocomiの売り出しに余念がない母・工藤静香は、娘に大学進学を望んだものの、Koki,が高校卒業後はモデル活動に専念したいというため、進路をめぐって揉めることもあると同誌は報じている。

 降板か契約満了かは当事者でないとわからないことなのでアレだが、「ELLE JAPON」(ハースト婦人画報社)でいきなり表紙モデルを飾るという鮮烈なデビューを果たしたにもかかわらず、Koki,はキムタクと静香という14光を持っている割に、伸び悩んでいるといえるのではないだろうか。

 Koki,は今年18歳。母親である静香は、同じ年齢の時に「MUGO・ん…色っぽい」で、『ザ・ベストテン』(TBS系)の1位を獲得している。モデルと歌手を比べることはできないが、頂点を取ったお母さんと比べて、どこか見劣りする感は否めない。お母さんを凌ぐ方法はただ一つ、自分がその世界で天下を取るしかない。世間にも認めてもらえる方法が、たった一つしかないというのは、私には酷な運命を背負って生まれてきたとしか思えないのだ。

 そんなKoki,の悩みを一番理解できるのは、この人かもしれない。明石家さんまを父に、大竹しのぶを母に持つIMALUだ。2016年に『しくじりセンセイ 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演したIMALUは、デビュー直後から親のビッグネームの恩恵を受けて、ファッションモデル、連続ドラマ、製菓会社のCM、人気トークバラエティーのアシスタントなど、ビッグな仕事のオファーが舞い込んだ。しかし、結果が出せなかったために、それらを維持できなかったと話していた。はっきりと口にしてはいなかったが、IMALUは挫折感を味わったのではないだろうか。

IMALUのまるもうけ辞典
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