[再掲]インタビュー

花田優一、父・貴乃花光司の“家庭内暴力”を告発も「尊敬している」——藤田紀子さんが“花田家”の素顔を語る

2021/02/04 12:30
サイゾーウーマン編集部

「妬まれるだけのいい人生を送っているのよ」と伝えたい

 優一さんは今年8月、芸能事務所と契約を結んだことを発表。あくまで靴職人に軸を置きながら、タレント活動をしているが、藤田さんは優一さんの活躍をどのように感じているのだろうか。

「優ちゃんは、靴職人という本業はあるものの、現在おかげさまで、テレビやラジオに出させていただいています。彼自身で言っている通り、職人としては、まだまだこれから力をつけていく身。その前に、彼は恵まれた環境で、職人さんの道とはまた別の体験と勉強をしているんです。それは、今後職人としても生きるのではないかと思います。最近では、彼に対する“妬み”とでも言いますか、悪口を言われることもあるらしく、今回の結婚発表に関しても『どうしてアイドルでもないのに、結婚を隠していたんだ』といった声があったようです。私は、きっとすぐに言えない事情があったんだと思っていますが、優ちゃんには、『あなたは、妬まれるだけのいい人生を送っているのよ』と言いたいですね。それに親の七光りといっても、その子に本当に何もなかったら注目されないと、私は思いますよ」

 そんな、まさに脚光を浴びる中での結婚発表となった優一さん。藤田さんは、当時“角界のプリンス”と呼ばれた二子山親方と結婚した身として、奥さんに対しても、ある期待を寄せているようだ。

「テレビなどに出させていただく環境にいると、やはり浮かれたり、テングになったりということがなきにしもあらずなんです。親がどんなに厳しく育ててもね。だけど、このタイミングで結婚したことによって、奥さんから一番に注意をしてもらえるのではないかと思います。他人からおだてられても、奥さんが『うちの夫、ちょっと調子に乗ってるな?』とビシッと締めてくれるのではないでしょうか」

 また、「優一さんへ結婚のアドバイスを」と尋ねると、藤田さんは「離婚した私がアドバイスなんてできるかしら(笑)」と少し困りつつも、「でも私は、31年頑張りましたからね」と、あらためて“結婚”の大先輩として、「全て奥さんに頼るのでなく、奥さんを労わる気持ちを持ち続けることが、生涯結婚生活を続ける秘訣ではないでしょうか。あのお父さんの息子だから、優ちゃんも、頑固なところがあるかもしれないし、それは仕事にはとても大切なことだけれど、奥さんの話にも耳を傾けてね」とアドバイス。ただその一方で、貴乃花親方から「妹を大切にしなさい」と言われ育った優一さんだけに、「女性に優しく接することができる子かもしれませんね」と期待しているそうだ。

貴乃花 我が相撲道
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