【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

「無印良品」400円以下、“冷凍食品おつまみ”おすすめ6選! プロが宅飲みに選ぶ「優秀メニュー」

2021/01/08 21:00
川村郁子(管理栄養士)

全部400円以下! 無印良品で選びたい冷凍食品おつまみ6選

――それでは、無印良品の冷凍食品からおすすめのおつまみメニューを教えてください。

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川村 野菜のお惣菜は、栄養バランスを考えてぜひ活用したいですね! 「彩り野菜とひじきの煮物」(390円、税込。以下同)は、根菜類と豆類、海藻類などいろんな食材が入っているのが魅力的。食物繊維を補いたいときにも便利なメニューです。

 また、「高野豆腐とえんどう豆の卵和え」(390円)は、高野豆腐や卵などでタンパク質を補えるだけでなく、ねぎやニンジンなど、βカロテンの豊富な緑黄色野菜も入っているのがとってもイイ。ごはんにもビールにも合う、低カロリー高タンパクな一品だといえます。

 「小松菜と揚げのおひたし」(390円)は、鉄やカルシウムを含む小松菜と、タンパク質やビタミンB群を含む油揚げ、食物繊維やビタミンDを含む干し椎茸が摂れます。特にビタミンDは不足しがちな栄養素なので、積極的に選びたいですね。

――肉や魚のメニューも豊富ですが、おすすめはありますか?

川村 「サーモンのロースト ハーブオイル」(290円)は、サーモンでタンパク質を補いつつ、ハーブの風味が楽しめてお酒も進みそう。また、「さばのロースト ハーブオイル」(290円)も不足しがちな必須脂肪酸を手軽に補うことができます。

 「鶏レバーとこんにゃくのからしマヨネーズソース和え」は、レバーの鉄分や、こんにゃくの食物繊維がおいしく補えるメニュー。ただ、食塩相当量は1袋当たり2.9gとちょっと多めなので、1人で全部食べる場合は、塩分が多いおかずや汁ものを避けるようにするなど、少し調整が必要でしょう。

 栄養価から見ると、この辺りがおすすめでしょうか。ほかにもおつまみとして活躍できそうなメニューがたくさんあるので、無印良品の冷凍食品と一緒に、“宅飲みライフ”を楽しんでほしいです。
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

最終更新:2021/01/08 21:00
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