【ジャニーズJr.チャンネル便り】

関西Jr.の初投稿が「再生回数エグすぎ」、Travis Japan・松田は少年忍者に宣戦布告!【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2021/01/10 21:00
中村チズ子(ライター)

少年忍者・稲葉の“とっさの行動”に表れた気遣い力

 6日の動画は「少年忍者【あけおめ】今年の抱負!YouTubeでやりたいこと」(再生回数は8日時点で12万台)で、受験のためお休み中の青木滉平を除いて、少年忍者21人が集合している。高校生になるメンバー、高校を卒業するメンバー、20歳になるメンバーが今年の抱負と、YouTubeでやってみたいことを発表。まずは今春に高校に入学する稲葉通陽&久保廉のトークから始まり、MCの川崎皇輝が「稲葉くん、意外とまだ中学生だった」とイジると、深田竜生は「ウソはつくなよ」と、疑いの目を向けた。確かに、稲葉は小柄な久保に比べて身長も高く、中学3年生にしては落ち着き払っているように見えるだろう。

 さらに彼は、「どうですか? 今年から高校生ですけど」(川崎)と質問され、「お仕事できる時間が増えるんで。シンプルにできるだけ全力で頑張りたいなと思いますね」と、決意表明した(その考えが偉い!)。個人的に、この動画の見どころは、そんな稲葉の“気遣い力”。川崎が「高校を卒業するメンバーにも聞きたいんですけど」(1分37秒頃)と尋ねた際、一瞬だけ少し身をかがめて後列を確認しているのだ。おそらく、自分が被ってカメラに映ってしまわないかどうか、気にしているからこその行動だとみられる。

 なお、同じく「二十歳を迎えるメンバー」(3分9秒頃)をフィーチャーした場面や、川崎が後列の長瀬結星に話を振ったタイミングでも、稲葉は膝に手を置いて低い姿勢になっている(4分8秒頃)。自身は、前列にいるには高身長とあって、邪魔にならないか……と、懸念していたのかもしれない。タレントとしては謙虚すぎるほどの、稲葉の優しさが染みる1本だった。高校生になってもこうした思いやりを忘れず、仕事に臨んでくれることを願いたい。

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