そのネーミングも疑問

アミューズ、「三浦春馬支援」の寄付活動に賛否! 「遺志意思を継いでるならいいと思う」「故人ビジネス」の声

2020/12/22 19:37
サイゾーウーマン編集部

 12月21日、今年7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さんの所属事務所・アミューズが、公式サイト上で「三浦春馬支援」と称した寄付・支援活動を始めることを発表した。報告文によると、三浦さんに関する全ての利益は「(ラオスの)ラオ・フレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます」とのことだが、ネット上では「春馬くんの遺志を継いでるならいいと思う」「故人ビジネス」と賛否の声が上がっている。

 アミューズは、三浦さんの四十九日を迎えた9月4日時点で、年内に「三浦春馬基金(仮称)」を立ち上げると発表。また、レコード会社・A-Sketchは、8月26日に発売された三浦さんの2ndシングル「Night Driver」の売り上げの一部を、ラオスのラオ・フレンズ小児病院に寄付することを公式サイト上で明かしていた。

 今回の発表では、三浦さんが2007年に、エイズ啓発を目的としたチャリティコンサート『Act Against AIDS「THE VARIETY」』へ参加したことをきっかけに「ラオスの子供たちの未来を守りたい」と、チャリティ活動に取り組んでいたことに触れながら、「その想いを未来へ繋げていくべく」寄付・支援活動を行うとあらためて説明している。

「ネット上では『故人の意思がこういう形で生き続けることは、少し救われる気持ちになる』『春馬くんが描いた未来を少しでも叶えることが出来ればいいな』と好意的な声が上がっている一方で、突然の訃報だったこともあり、三浦の死を受け入れられないファンも多いからか、『本当に春馬くんが希望してたことなの?』『わざわざ春馬くんの名前出す必要ある?』『事務所は故人の名前でビジネスできる立場じゃないよね?』『いつまで利用するつもり? もうゆっくりさせてあげてよ』と悲痛な声が寄せられています」(芸能ライター)

 また、アミューズは当面の寄付は「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN様を通じ、ラオ・フレンズ小児病院内にて使用される注射器や、感染症予防の為のスタッフ用グローブなどの購入、小児病院の運営維持に充てられます」と発表しているが、「新型コロナウイルスで日本も大変なのに、なぜラオスにこだわるのか疑問」「ラオスだけではなく、日本の子供達や医療、災害支援のために使うべき」との訴えも見受けられる。

「ほかにも、『全額寄付するっていうなら、売り上げや寄付金額を明確に発表するべき』『もともとの活動に準ずるとはいえ、こんなに怪しい匂いのする慈善活動ないね』との指摘もあり、アミューズに不信感を抱いているファンは多いようです。あくまでも三浦さんに関する“収益”を寄付・支援に充てるとのことですが、そこには当然、ファンが払ったお金が含まれているわけですから、『納得のいく説明してほしい』『やるなら1円単位でお金の流れをはっきりさせて』という声が上がるのは当然でしょう」(同)

 「名前を利用されている」と感じるファンが多く存在する以上、アミューズは詳しいお金の流れを説明すべきではないだろうか。

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最終更新:2020/12/22 19:37
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