[ジャニーズ最新言行録]

TOKIO・松岡昌宏、主演ドラマ『密告はうたう』は「大人のドラマ」! ラジオで「ゼロからできた」撮影の裏側明かす

2020/12/15 16:49
小沢由衣子(ライター)
【星作業中】松岡ラジオの画像1
現在のところ、放送日時は未定です

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『TOKIO WALKER』(NACK5)。12月13日の放送では、2021年放送予定の主演ドラマについて話す場面があった。

 松岡はフリートークにて「2カ月弱撮影してましたWOWOWのドラマも先週無事に終わりまして。なんかね、とても勉強になる作品でしたね。『密告はうたう』という作品なんですけども」と、自身が主演を務める連続ドラマ『密告はうたう 警視庁監察ファイル』(WOWOWプライム、全6話)について語った。この作品は、警視庁を舞台にしたハードボイルド・サスペンスで、松岡は4万人を超える警視庁職員の不正を突き止める警視庁人事一課監察係に所属する警察官・佐良正輝を演じる。

 松岡は「こんなにいろいろとドラマをさせてもらってるのに、今まで共演したことある人が2人しかいなかった(笑)。ほとんど全員初めまして。内片(輝)監督って有名な監督でいらっしゃるんですけど、自分は初めてで。いろんな知識を豊富にお持ちの監督なんですが、とても面白かったですね」と初タッグを組んだ内片監督について言及。「今までやってきたこととまったく違ったので、なんかゼロからできたなという気がして。その分、難しいんだけど」「まあでも難しいっていうか、やりがいがあったほうが人間は燃えるもんで」と撮影を振り返った。

 また、「こんなに自分のプランというかビジョンがはっきりした監督さんも久々でしたかね」と内片監督の印象を語り、「とってもやりやすかったですね。こっちにクエスチョンがないんですよね、迷いがないので」とその仕事ぶりを絶賛。役者へ適切に演技指導をしていたそうで「もうすごいなあって。演者さんかなって思うくらい。こっちももちろん考えていくんですけど、またちょっと違う角度のお芝居を要求してくれるんですよ」と明かしたのだった。

 さらに、自身の芝居への向き合い方については「台本は思いっきり1、2回読んで内容を把握すれば、あとはあんまり1シーン1シーンを作りこまないでいくっていうふうにしてるんですね」と告白。「1人でお芝居って成り立っているわけではない」と前置きしながら、自分が考えたものが共演者の芝居と合わない時もあるとも分析した。「だから内片監督も言ってましたけど、相手のセリフを聞いて出ることが自然(な芝居)につながるのかな、みたいな。まあ当たり前のことなんでしょうけど、それを再確認できた作品だったなと思いますね」としみじみ。

 続けて、「監督から要求されるお芝居というのがあるので、あんまり自分で固めすぎていくと、今度その要求されたお芝居に対応できなくなる時がある」「だから、50%くらい考えて作っていって、あとは現場でやってみて、『ああ、ちょっと修正しよう』って。そしてまたそこに監督から要求されたものを織り交ぜて、自分たちで芝居のセッションをして『これにしましょう』って本番を録るんです」と撮影の裏側を明かした。

 最後に松岡は、今回の作品について、「とてもとても勉強させてもらえる社会派ドラマ。とっても内容の深い、とっても難しい、けどやはり避けては通れない道なのかなっていうものが題材になっていて。こういうことがあるのも事実なんだっていう……本当に大人のドラマ」と表現。「自分が44歳になる時に、ちょうどそういうものに出会えて参加させてもらえたってことに感謝してます。めちゃめちゃ自分はついてる人間だなって思える作品に出会えたことを、ラジオでご報告させてもらいました」と語ったのだった。

 この松岡の言葉を受け、Twitterでは「いろいろと演技について話してくれてよかった」「テレビではなかなか聞けない話」「すごい丁寧にお芝居論の説明してくれてるから、なぜか納得して自分も演者気分になってる」「どんな風に佐良正輝を演じるのか楽しみにしています」といった期待の声が多数寄せられていた。

小沢由衣子(ライター)

小沢由衣子(ライター)

ギャル系雑誌出身の編集兼ライター。カルチャー、芸能などが守備範囲。日々の癒しは漫画とサウナと激辛ラーメン。

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最終更新:2020/12/15 16:49

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