“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第533回】

渡部建は無事に復帰できた可能性もあった!? 謝罪会見の失敗を招いた事務所社長の“驚きの行動”

2020/12/08 21:00
神林広恵(ライター)

芸能レポーターらの近藤真彦評

 そんな渡部会見だったが、それをこの人はどう思うのだろう。そう、11月に25歳年下女性と5年にも及ぶ不倫が発覚した近藤真彦だ。一部では、渡部のせいで近藤も謝罪会見をしないと復帰はないなどと指摘されるが、「週刊女性」では長年近藤を見てきた芸能ジャーナリスト佐々木博之氏、芸能レポーター石川敏男氏らが、近藤のやんちゃ人生を振り返っているのだが、その内容は笑えるほどけちょんけちょん。

「後輩からみたら明らかに浮いて見えます」
「今回の報道はマッチの身近からリークされたもの」
「彼が活動を自粛しても事務所の売り上げにそれほど影響はないでしょう」
「マッチはジャニーズの長老であり、ご隠居さん的な存在」

 ほとんど芸能活動をせず、カーレーズに熱中している近藤だから、こうした“評”は当然だが、ご隠居さんって(笑)。しかも“ジャニーズの長男”近藤に対し、芸能レポーターたちがこんな軽口(というかバカにした言い方)が可能になったのも、寵愛してきたメリー喜多川名誉会長の衰えからか。

 とはいえ、近藤が謝罪会見をすることはないだろう。だって腐ってもジャニーズだよ。不倫で謝罪会見なんてあり得ない。しかも、もし実現してもレポーターたちは忖度して渡部に対して行ったようなツッコミはできないだろうし。そもそも近藤が芸能界復帰っていっても、不倫騒動以前もほぼ開店休業状態だったしね。

 「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした、みのもんたの40 歳年下愛人の存在。結婚を望んだ愛人だが、子どもたちの反対で代わりに1億5000万円のマンションを贈与したというもの。その続報を「女性セブン」が伝えている。

 その中で、これまで芸能界を騒がせた老いらくの恋――高倉健とやしきたかじん――を取り上げ、子どもたちに生前贈与を進めるみのと比較している。しかし、近年世間を騒がせた、あの老いらくの恋はない。そうビートたけし。小学館とは昵懇だから配慮した!?(笑)

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2020/12/08 21:00
エスケープ! 渡部建/〔著〕
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