【ジャニーズJr.チャンネル便り】

7 MEN 侍・菅田が家族トラブルめぐり“意味深”発言!? HiHi Jetsは高橋のグループ合流時の本音告白【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/12/06 21:00
中村チズ子(ライター)

HiHi Jets・井上、高橋は「仕事舐めてる」と思っていた

 HiHi Jetsは通常回の「【ケンカから仲直り】グループが結束するまで」(11月29日)と、12月1日にはパフォーマンス動画「HiHi Jets『ドラゴンフライ』(Johnnys’ Jr. Island FES)」も公開中。1本目は、11月15日より続く「HiHi Jets的年表を作ろう!」企画の最終章で、今回は猪狩蒼弥と高橋優斗のトークがメインとなっている。

 猪狩は、ローラースケートの才能を認められ、スカウトされる形で2013年6月28日に入所。当初からテレビやKis-My-Ft2のコンサートに出演するほど、異例の存在だったとか。しかし、14年頃に『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)といった仕事に呼んでもらえなくなったそう。一緒に活動していた仲間が先を行く姿を目の当たりにし、「ヤバい、ヤバい、ヤバい、もう辞めようと思って……」と、回顧した。

 15年夏の公演で「辞めるんだったら、別に何してもいいや」「目立ってたら面白いな」と思い、他者と違うポーズをとるなど、開き直っていたという。すると次第にポジションも良くなり、「ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)が、振付師の方に『あいつ何?』みたいになって。で、振付師の方が『ほら、この時にローラーで入れたあいつです』みたいな感じになったらしくて。そこからジャニーさんが、めちゃくちゃ気にかけてくれるようになった。そこから徐々に2015年の夏ぐらいから、中3トリオ(井上瑞稀・橋本涼らが所属していたグループ)とかと、ジャニーさんが俺をくっつけたがってたんだよね、確か。中3トリオってHiHiの原型だよね。中3トリオってものがあって、俺がちょっとずつ加わっていったんですよ」と、経緯を説明した。

 この時期、ジャニー氏の中で“ローラースケートブーム”が再来。「教えてやってくれねぇか」と言われた猪狩が当時のMr.KING(平野紫耀・永瀬廉・高橋海人)に指導していたとのこと。そんな中、15年に初代・HiHi Jetが誕生するが、「HiHi Jet結成するって時に、俺と瑞稀くんとはしもっちゃんっていうメンツはもう決定してた。だけど、『もうちょい欲しいね』みたいな感じで、ローラースケートオーディションみたいのやったんですよ、密かに。2人は知らないと思う」「俺とジャニーさんで見てたのかな」と告白する猪狩。オリジナルメンバーの井上は「知らなかった」と、初めて聞いたエピソードに衝撃を受けていた。

 こうしてグループ化され、自主練を始めるも、なんとリーダー格の猪狩が骨折。「俺、技に挑戦して骨を折ったんですよ。それがジャニーさん的にはよかったみたいで、『やっぱそういう挑戦する心って大事だと思うんだよね』っていうほうで、むしろ株が上がった」と、ジャニー氏ならではの解釈を明かしたのだった。ところが、復活後は舞台の肝心なシーンでトチってしまい、井上&橋本がカバーすることに。猪狩が「陰で泣きながら土下座した」と振り返れば、井上は「大号泣してた。ありえないぐらい泣いてた」と、暴露した。

 そして、以降は16年に加入した高橋を嫌いになってしまい、「グループの方向性とかお互い考えるようになった。4人それぞれ考えるようになったんだよね。で、俺は俺で結構こう、慢心的な部分があったというか。言い方悪いけど、偉そうだったんだ、やっぱり。“俺のほうが先輩だ”っていうプライドがあったし、優斗は優斗で(猪狩は)年下っていうので、お互いに……」「今となっては揉めてよかった」と、衝突した過去を激白。現在は関係が良好だからこそ、笑って話せるのだろう。

 一方、15年5月2日入所の高橋は、美 少年・岩崎大昇、7 MEN 侍・佐々木大光と同期。当時からダンスが得意だった佐々木に比べて、高橋と岩崎は振付師によく怒られていたとか。3人を含むユニット・Classmate Jに入るも、ジャニー氏に「YOU、ローラーできるの?」「君をHiHiにどうかなと思って」と聞かれ、結果的にHiHi Jetsに合流。

 その頃の高橋の印象について、猪狩と井上は「今だから言えるけど、俺らの代っていうか、俺らぐらいのメンバー、ラインとかは結構、優斗とか大昇のことをあんまりよく思ってなかった。ジャニーさんの目から見たら、あったの。そういう輝きみたいのあったけど、俺ら凡人にはわからなかったから。妬みとかでもなくて……」(猪狩)「めっちゃヘラヘラした奴、入って来たと思った。こいつ、マジで仕事舐めてると思って」(井上)と正直に語った。

 かたや、おそらく周囲の嫉妬心を察知していた高橋本人は、「それはそれで、自分のやるべきことをやればいいや」と割り切り、個人仕事もこなしていたという。特に高橋と猪狩は、それぞれ「認めたくなかった」と意地を張っていたものの、後に作間龍斗が加入したことで、「グループとしてやんなきゃダメだ」(猪狩)と、気づいたそうだ。しかし、2人は18年夏にある出来事がきっかけで大ゲンカに発展したといい、「完全に俺が大人になればよかっただけ」(高橋)と反省していたのだった。これらの試練を乗り越え、結束力が強まった5人。

 最後は、「良かったなっていう。選んできた道っていうのは」(井上)「過去を笑える今があってよかったな」(猪狩)などと、感慨深げにつぶやいていた。

 グループの歴史を知れる1本とあって、ファンからは「HiHi Jetsは本当に良い関係性だな」「最後は感動して泣いちゃった。今までよりも、HiHi Jetsのことを深く知れた気がする」「3週に渡って年表を振り返ってくれてありがとう。たくさんのエピソードを聞けてうれしかったし、HiHi Jetsがさらに大好きになった!」「いろんな過去があったんだなということを知れてよかった。これかも前進していこう!」「面と向かってぶつかってるし、HiHi Jetsはただの仕事仲間じゃなくて、これからもっと良いグループになるね。絶対にデビューして、伝説になってほしい」と、熱のこもったコメントが相次いでいる。再生回数は1本目が32万台、2本目は21万台と好調だ(12月4日時点)。

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