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多部未華子『これ経』、窪田&水川『Living』、沢尻エリカ『麒麟がくる』……NHK制作ドラマを降板した芸能人

2020/11/23 12:00
サイゾーウーマン編集部
「仕事を投げ出した」「ちょっと天狗になってる?」トラブルによってNHK制作ドラマを降板した芸能人の画像1
『これは経費で落ちません!』(NHK総合)公式サイトより

 俳優の高杉真宙が11月16日、来年4月に所属事務所を退所し、独立することを発表。事務所と高杉は共に“円満退社”だとしていたが、ある問題がネット上で注目を集めているという。

「11月17日発売の『女性自身』(光文社)によると、高杉は来春放送予定のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』に主要キャストとして出演が決定していたそう。しかし、高杉は『これからは役者の道を極めたい』などと事務所に退所の意思を伝えており、今回の朝ドラはその道からそれると判断したのか、自主降板が決定。事務所は『おかえりモネ』が終わるまでは残ってほしいと慰留していたそうですが、結局、高杉が首を縦に振らなかったのだとか」(芸能ライター)

 同記事によれば、高杉が退所した背景には、デビュー初期から彼を担当したマネジャーの退所や、同世代俳優への“ライバル心”があったという。ネット上では「もらった仕事を投げ出したら、独立しても厳しいのでは?」「自分の役者の道から外れる朝ドラって、どんな内容なの?」といった疑問の声も上がっていた。このように、NHK制作のドラマで物議を醸す“降板劇”をみせた芸能人は少なくない。

「最近話題になったのは、多部未華子でしょう。9月8日発売の『女性自身』(光文社)によると、2019年夏期に放送され、人気を博した連続ドラマ『これは経費で落ちません!』の続編を放送するにあたり、今年10月から撮影をスタートする予定だったものの、主演の多部が急遽降板を申し入れたため、制作が中止されたそう。これは、多部サイドが“前作と同じキャストで撮影を行う”との条件を出していたにもかかわらず、それがかなわなかったためだとされています」(同)

 この件については、ネット上で「多部ちゃん、ちょっと天狗になっているのでは……」と批判的な意見も見受けられたが、「約束を守らなかったNHKが悪い」「ドラマファンとしても、キャストは同じほうがいい。多部ちゃんが断った気持ちもわかる」など、多部を擁護する声も少なくなかった。ほかにも、“夫妻そろって降板”という、前代未聞の例もある。

「今年5月30日と6月6日の2週にわたって放送されたスペシャルドラマ『Living』に出演予定だった、窪田正孝と水川あさみ夫妻です。同作は“テレワークドラマ”をうたっており、コロナ禍でもドラマを作って放送できる、ということを示す目的でもありました。しかし、5月21日発売の『女性セブン』(小学館)は、夫妻が緊急事態宣言発動中に“ドライブデート”をしていたと報道。これが局内で問題視され、2人そろって“出演取り消し”になったようです」(同)

 現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』では、“逮捕”によって降板せざるを得なくなった人も……。

「すでに撮影が始まっていた19年11月16日、濃姫役で出演予定だった沢尻エリカが、合成麻薬(MDMA)所持で逮捕され降板したんです。これを受け、NHKは同21日、川口春奈を代役に立て撮り直しすると発表。今年1月5日に放送スタートの予定でしたが、そこから2週遅れて同19日が初回になるなど、大きな影響が出ていました。また、当初ネット上では川口に対して『沢尻の代役が務まるのか?』といった批判が続出していましたが、話数が進むにつれて『川口はこの大河出演で大いに株を上げた』『代役を受けて正解だったと思う。チャンスをものにしてる』などと、視聴者から評価されているようです」(同)

 降板の理由はさまざまだが、作品に味噌をつけてしまうのは間違いない。一般社会同様、仕事が決定した時点で、その責任を自覚することが必要だといえそうだ。

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最終更新:2020/11/23 12:00
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