売れっ子は大変

『鬼滅の刃』花江夏樹、“天狗報道”の原因は「マネジャー」!? 「花江の対応は素晴らしい」と業界関係者の声

2020/11/23 10:00
サイゾーウーマン編集部
『鬼滅の刃』花江夏樹、天狗報道の原因は「マネジャー」!? 「花江の対応は素晴らしい」と業界関係者の声の画像1
花江夏樹公式プロフィールより

 『鬼滅の刃』ブームが止まらない。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は公開から約1カ月で累計興行収入230億円を超え、国内の歴代興行収入5位にランクインしている(11月19日現在)。

 日本の熱狂ぶりが海外メディアでも取り上げられるなど、一大ムーブメントを巻き起こしている『鬼滅の刃』だが、先日、本作品の主人公・炭治郎を演じる花江夏樹の「天狗」騒動が報じられた。11月10日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、花江は『鬼滅』関連の取材をNGにしているといい、「本人が取材にうんざりしている」「天狗になった」という関係者のコメントのほか、取材の際は「過去のインタビュー記事すべてに目を通して来て」「過去の記事と同じ質問をしないで」との条件をつけているといった証言も掲載されている。

 ネット上では「何度も同じ質問されれば、うんざりするのは当然」「マスコミ側が勝手な言い分を押し付けてるだけ」と、記事に対する反論の声が多く上がっているが、そんな中、花江は12日に自身のTwitterを更新。パッケージに天狗のイラストが描かれているビーフジャーキーの写真に「おいしいなぁ」とコメントを添えて投稿したが、ネット上ではこれが記事を揶揄しているものとして、「花江さんの返しが大人すぎて素晴らしい」「秀逸すぎてスカッとした」と絶賛の声が寄せられている状況だ。

 一方、声優業界内では花江自身の評価ではなく「所属事務所のマネジメント力の低さ」が嘆かれているという。

「今回の“天狗報道”に関しては、単純に花江の事務所・アクロスエンタテインメントの情報伝達方法が悪かったのでしょう。メディア媒体が取材を申し込むのは花江自身ではなく、彼を媒介する事務所、つまりマネジャーですから。彼の意向を媒体側にうまく伝達できなかったため、結果的に『花江=天狗』という悪評が立ってしまったのだと思います。それにしても、記事が発表された後の花江自身の対応は素晴らしいですね。彼は昔から自己マネジメント力に長けており、今回もさすがの返しでした。業界内では花江自身の評判どうこうよりも、『あの事務所は花江を生かしきれない』という見方がされています」(声優業界関係者)

 声優ファンのみならず、多くの人々から注目されている花江だが、業界内での彼の評判はどうなのだろうか。

「売れている声優はどんな人物でも“癖”がありますが、中でも花江はめんどくさがりな性格ですね。今年10月に卒業した子ども向けバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京系)のMCは、2016年4月から小野友樹と二人でMCを行っていました。『おはスタ』の現場は朝早くからスタジオ入りするため、早起きに自信がなかった花江がMCの二人三脚スタイルを打診したといわれています。結果的に小野は17年9月に約1年半で降板してしまいましたが……。ちなみに花江が『おはスタ』を降板した理由は、今年9月に生まれた双子の育児に『全集中』するためでしょう」(同)

 今回の天狗報道は、事務所のマネジメント力が垣間見える記事内容となったが、実際に「天狗」になっている声優はいるのだろうか。

「数え切れないくらいいますよ。最近の声優は一発当たればものすごく稼げますから。ただ、『天狗』になった声優はたいてい仕事が長続きしません。声優も基本的には『客商売』のため、たとえ数字を持っている声優でも、扱いにくければ使いたくないのが制作側の本音でしょう。大手事務所はマネジメント能力も長けていますし、調子に乗っている後輩を正す先輩も大勢いますが、問題なのは、中・小規模事務所に所属している声優ですね。マネジメント力が乏しく、叱る先輩もいないので野放し状態になってしまい『一発屋』で終わってしまう者もいます」(同)

 今回の一件は事務所に翻弄されたように見える花江だが、持ち前の自己プロデュース力でさらなる飛躍に期待したい。

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最終更新:2020/11/23 10:00
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今後の取材対応が大変になりそうですね……
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