“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第531回】

近藤真彦「不倫」は“なかったこと”のつもりが……高をくくった「女性自身」とワイドショー

2020/11/17 21:00
神林広恵(かんばやし・ひろえ)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

「女性自身」12月1・8日合併号(光文社)

 やっぱりやるのか、来年の東京五輪。来日中のバッハIOC会長も観客を入れての開催と参加選手のワクチン接種費用の負担を表明したし。第三波での感染者急増の中、不安でしかない。

第531回(11/12〜11/17発売号より)
1位「近藤真彦 特別インタビュー『秀樹、田原くん、ジャニーさん、そして一人息子…』」(「女性自身」12月1・8日合併号)
2位「山下智久 “謙さんと同じフィールドに……”洗練された語学力で目指すブロードウエイへの道」(「週刊女性」12月1・8日合併号))
3位「宝泉薫の口は“騒動”のもと 第12回坂上忍」(「週刊女性」12月1・8日合併号))

 何と言っていいものか。本日17日発売の「女性自身」の巻末カラーグラビアに近藤真彦が登場した。歌手デビューから今年で40年、そんな記念の3ページに渡る“特別インタビュー”。記事では間の悪いことに、息子への思いや、12月に予定されていた40周年記念コンサートへの思いも語っている。

 16日深夜には、ジャニーズ事務所が近藤の無期限芸能活動自粛を発表したのに――間が悪い。いや、違う。だって25歳年下の会社社長女性と近藤の不倫が「週刊文春」(文藝春秋)でスクープされたのは先週の12日。グラビアだから難しかったかもしれないが、しかし差し替えよう思えばできたのでは? と思うからだ。「自身」は高をくくっていたのかもね。きっと近藤の不倫はマスコミにスルーされ、そのうち“なかったこと”になると。

 ここ近年、ジャニーズもタレントの不祥事に対し、処分を公表するようにはなってきていたが、今回は勝手が違う。なにしろ近藤はジャニーズ事務所の“長男”であり、“女帝”として長年事務所を統括し、今年名誉会長となったメリー喜多川氏の寵愛を一心に浴びてきた存在だったから。言っちゃなんだが、事務所“内”では未成年者との“ラブホテル合コン”で処分を受けた「SnowMan」岩本照や、手越祐也、山下智久などとは“格”が違う。

 実際、「文春」で近藤の不倫が大々的にぶち上げられた後も、ほとんどのワイドショーやスポーツ紙はこれを報じることはなかった。だから「自身」も高をくくっていたのだろう。このまま近藤の不倫はジャニーズ事務所の伝統で“なかったことになる”と。16日深夜、事務所からの処分が発表されるまでは。

 これだけネットも発達し、しかも芸能人の不倫に対して厳しい目が向けられている昨今だ。近藤の不倫だけスルーされ、出演が予定されていた『2020FNS歌謡祭』(フジテレビ系)や40周年記念コンサートやらを平然と行ったら、それこそ大炎上だろう。だから仕方なく処分した。そんなにおいがプンプンだ。

 そしてマスコミも、またいつものように事務所の意に従い、事務所からの情報解禁をただただ待った。しかも処分が発表され、情報が解禁された後もひどかった。例えば、17日の『とくダネ』(フジテレビ系)では司会の小倉智昭が近藤の処分について、「ここまでする必要があるんでしょうか」と同情し、コメンテーターの三浦瑠麗も「不倫をしたら活動を辞める」という風習、前例について批判したのだ。

 おいおい、これまで不倫に対し過剰な道徳主義を振りかざし、犯罪者扱いし、公開謝罪さえ求めてきたのはワイドショーを筆頭とするマスコミだろう。思い出してほしい、4年前のベッキーや矢口真里の大騒動を。最近の渡部建の不倫を。

 ご都合主義で強者に阿り、弱者をくじく。マスコミってやつは――。

AERA (アエラ) 2020年 11/23号【表紙:近藤真彦】 [雑誌]

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