高橋ユキ【悪女の履歴書】

【宮城・婚活サイト殺人事件:前編】木嶋佳苗に続いた“セックスと金”の婚活オンナ……「結婚するつもりの男」と1000万円の援助金

2020/11/12 19:30
高橋ユキ(たかはし・ゆき)

木嶋佳苗に続いた「婚活サイト」の女

 いわゆる〝首都圏連続不審死事件〟で殺人などの罪に問われ、死刑が確定した木嶋佳苗死刑囚(45)は、出会った男性たちからたびたび金を詐取し、うち3名を殺害していた。出会いの場は婚活サイトだ。ここに彼女は「結婚相手を探している」と登録し、男性たちに「学校に通うための授業料が必要」だと嘘をついて多額の金を振り込ませたり、ホテルに誘い、睡眠薬入りの飲み物で男性を眠らせた上で、財布から金を盗んで部屋から立ち去るなどしていた。

 木嶋死刑囚の一審裁判員裁判が開かれたのは、さいたま地裁。2012年のことだ。それから2年後、ここで同じように「婚活サイト」が出会いの舞台となった事件の裁判員裁判が行われた。宮城県に住む女は、埼玉県行田市在住の男性とサイトで出会い、結婚をほのめかしながら多額の金を貢がせた揚げ句、男性を殺害した。

 だが彼女自身が手を下したわけではない。実行犯は、同じく婚活サイトで出会った別の男だった。男は惚れた弱みにつけ込まれ、身も心も操られていた。

 蔵王のホテルで瀕死の重傷を負ったのは、埼玉県行田市に住む電気設備業・黒木誠さん(仮名・67=当時)。彼は退院後の11月15日、自宅一階の居間で遺体となって発見された。死因は首元を牛刀で切られたことによる失血死で、死亡推定日時は11月3日であることがわかった。現場の状況から、自殺の可能性も捨てきれなかったために、他殺との両面で捜査が進められていたが、これはのちに他殺だったことがわかる。

 翌年2月に、黒木さんに対する強盗殺人容疑で逮捕されたのは、宮城県丸森町に住む無職・佐藤奈苗(仮名・逮捕当時42)とその交際相手である仙台市太白区の会社員・鈴木光俊(仮名・逮捕当時48)だった。

木嶋佳苗劇場/神林広恵
少女期のエピソードも佳苗と似すぎて……

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