[ジャニーズ最新言行録]

King&Prince・永瀬廉、生配信ライブの影響で「ファン減ってる」と告白……「感情消えました」と胸中語る

2020/10/31 08:00
華山いの(ライター)
永瀬のハートを強くした人はこの人

 King&Prince・永瀬廉がパーソナリティを務めるラジオ番組『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)が10月29日に放送。無観客のオンライン配信ライブ『King&Prince CONCERT TOUR~L&~』で行ったコント「キンプリ学園」の裏話を明かした。

 ライブで披露したのは、キンプリ学園「モテ部」に所属する岸優太と“モテ3”と呼ばれる強烈キャラの平野紫耀、神宮寺勇太、高橋海人の3人が、新入生の永瀬を勧誘するため、あらゆる方法で勝負を挑むもすべてがダサい、いうストーリー。このコントをする経緯を作ったのは岸だという。

 永瀬いわく、岸プロデュースの楽曲「ORESEN」に行くまでの流れをどう演出するか悩んでいた岸から、ある日突然「コントやることになったから」と言われ、いつの間にかセットリストに“コント”が差し込まれていたというが、当初、岸が用意した台本は全然面白くなかったという。改良を重ねてコント内容を完成させたが、「ボケ4人にツッコミ俺1人なんですよ。(メンバーによって)ボケのジャンルもレベルも違うわけで」と、ツッコミ担当だった永瀬はセリフも多く大変だったとか。

 その結果、体当たりで臨んだ永瀬は「コントをやって『永瀬廉』という芯の部分に、ひとつ大きな空白ができましたね。隙間というか。なんて言うんやろ……永瀬廉というモノの一部を失った感覚」「言葉にできないけど、何かなくなった。あからさまに心の質量が少なくなってるよね。『ORESEN』被害者というか、岸さんの被害者というか……」と、失ったものが大きかったと回顧。一方、永瀬とは逆に神宮寺は楽しんでコントをしていたようで、「神宮寺はコントをして目覚めてたね」と明かしていた。

 さらに、高橋がランダムでメンバーを指名する“(へび使いの)大蛇のモノマネ”では、指名された人が蛇になりきって「足を蛇に見立てて動かす」という流れだったが、最終日に指名された永瀬は「最初は岸さんと神宮寺がやってて。それで(俺が)やらないのは違うやん。いろんなところから『見損ないました』とか(クレームが)来そうやん。生配信やしさ」と嫌々ながらモノマネを披露したという。

 1公演目では、神宮寺のおかけで綺麗にオチができたものの、2公演目では永瀬が目隠しをしてモノマネを披露したところ、目隠しを外すと全員がステージからいなくなるドッキリを仕掛けられていたといい、そのときの心境について「ステージにも客席にも誰もおらんし。足をV字に開いて蛇のモノマネしているのを配信で何万人に見られてるわけですよ。ここで感情消えました。なんかね、恥ずかしいって気持ちがなくなった。永瀬のハート強化公演でしたね」と語った。

 また、胸キュンセリフを言う場面が毎回あったが、全部アドリブだったようですべてその場の思いつきだったという。そして、総括として「永瀬はたくさん大事なものを失って、神宮寺は何かを得てる」とまとめていた。

 最後は「キャラじゃないことするのは勇気いるよ。大蛇してる時点でファン減ってるのは覚悟してるよ。大蛇しながら『永瀬のファン減ってるんやろな……』」と思っていたと告白していたが、この放送にファンからは「廉くんのファン減ってないで! 絶対増えたよ」「大蛇したことでむしろファンは増えてるよ。安心して」「廉くんは失った物があるって言ってたけどとんでもないよ! 得ている物が多かったはず」との声が集まっていた。

華山いの(ライター)

華山いの(ライター)

1984年生まれのフリーライター。30歳目前で初めてジャニーズにハマる。

最終更新:2020/10/31 08:00

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