初回の勢いキープできず……

山田涼介&田中圭『キワドい2人-K2-』、最終回7.6%で全話平均2ケタならず……「家族愛がよかった」「ヒロインが邪魔」と賛否

2020/10/19 20:22
サイゾーウーマン編集部
山田涼介&田中圭『キワドい2人-K2-』、最終回7.6%で全話平均2ケタならず……「家族愛がよかった」「ヒロインが邪魔」と賛否の画像1
『キワドい2人-K2-池崎署刑事課神崎・黒木』(TBS系)公式サイトより

 Hey!Say!JUMP・山田涼介が主演を務め、田中圭と刑事役で共演したドラマ『キワドい2人-K2-池崎署刑事課神崎・黒木』(TBS系)の最終話が10月16日に放送された。世帯平均視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己ワーストを更新し、全6話の平均視聴率は8.9%と1ケタ台にとどまった。また、最終回の内容を受けて、ネット上では「続編が見たい」「ヒロインにイライラした」と賛否両論を呼んでいる。

 同ドラマは、人情派で生真面目な新人刑事・神崎隆一(山田)と検挙率No.1の破天荒刑事・黒木賢司(田中)の異母兄弟バディが、凶悪事件に挑む刑事ドラマ。最終話目前の第5話で、隆一が22年前に起きたファミレス立てこもり事件の犯人井原(高橋努)の息子であり、井原が警察に射殺されたとき、その場にいた刑事・神崎賢造(椎名桔平)が隆一を養子として引き取っていたことが明らかになった。

「そして最終話では、隆一と黒木たちが22年前の事件を再捜査した結果、井原は犯罪者ではなく、実は反社会組織に潜入していた捜査官だったことが判明。隆一と黒木は、井原が意図的に射殺されたことを突き止め、真犯人逮捕に成功し、最後は、隆一と本当の母親・松原ひかり(仙道敦子)が歩み寄るという“家族愛”を描いた内容になっていました。感動的なラストに視聴者からは『泣いた』『続編希望』との声が上がっていましたが、一方で『話を詰め込みすぎ』『展開が無理やり』との批判も続出。最終回で明らかになった事実が多すぎたためか、『ツッコみどころ満載』『もっとストーリーを掘り下げてほしかった』と不満の声が多く寄せられていました」(芸能ライター)

 特に批判が集中しているのは、第1話以降、神崎家に出入りするようになった氏原彩乃(関水渚)の存在だ。彩乃は、第1話で父親をクビにした建設会社の社長・萱島大吾(マキタスポーツ)に復讐をするため、その娘・麻衣になりすまし、誘拐事件を偽装。結局、隆一と黒木の手によって警察に捕まるも、大吾が被害届を取り下げたため釈放され、2話以降、なぜか神崎家を出入りしている。

「彩乃は物語の鍵を握るヒロインとして描かれていたのですが、その存在意義については、ネット上で以前から『この子、必要ない』『彩乃まじで邪魔だよね』との声が上がっていました。第5話では、黒木が賢造から預かっていた手紙を彩乃が勝手に隆一に渡した結果、父が井原であることを知っため、ネット上で『彩乃は一体何なの!?』『お節介を越えてる』『ちゃんと黒木が考えてるんだから家族のことに勝手に首突っ込むな』と反感を買ったことも。また、最終話でも民間人でありながら真犯人逮捕のためのおとり捜査に加わっていたため、『彩乃ちゃんって一般人だよね?』『彩乃をおとり捜査に使うなんてあり得ない』との指摘が相次いだほか、『ここまでしてヒロイン必要だったか? 彩乃の役に無理ありすぎ』と、最後まで嫌われっぷりを発揮していました」(同)

 もともと、東京オリンピックの開催に合わせて放送期間が短く設定されていたところに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開始時期がずれ込み、9月11日から全6話構成での放送となった『キワドい2人』。ネット上では、「脚本が全然ダメ」「兄弟愛・家族愛をもっと描いてほしかった」と脚本に対する批判する声もある中で、続編を望む声も多い様子。果たして、シリーズ化されることはあるのだろうか。

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最終更新:2020/10/19 20:22
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