徹子よ……

芦田愛菜、『徹子の部屋』出演を断っていた!? 「全ては黒柳徹子次第」特殊すぎる番組収録の裏側

2020/10/15 12:10
サイゾーウーマン編集部
芦田愛菜公式プロフィールより

 芦田愛菜が『徹子の部屋』(テレビ朝日系)への番宣出演を断ったと、10月15日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。番組の性質的に、芦田の“NG事項”に触れかねないため、出演を辞退したという話だが、一方で老舗の芸能プロ関係者は「『徹子の部屋』は極めて特殊な番組なんです」と内情を明かす。

 現在公開中の主演映画『星の子』のプロモーションでメディア露出が増えている芦田。ところが『徹子の部屋』に関しては、出演が内定していたにもかかわらず、芦田サイドが断ったという。

「その理由は『プライベートについてはあまり話したくないから』というもの。同番組は、全て“黒柳次第”で進行するため、事前にNG質問などをスタッフに伝えていても、その通りになる保証がない。また基本的に編集も行わないことから、しゃべったことは全てそのままオンエアされてしまうそうです」(スポーツ紙記者)

 これが、芦田サイドの“出演を辞退した理由”だと同誌は伝えているが、こうした番組の特性を「あえて利用する出演者もいる」(前出・芸能プロ関係者)という。

「『徹子の部屋』は、ほぼ生番組みたいなもので、その場で思いついたネタが何でも通用してしまう、独特な空間。以前、あるベテラン俳優は、ほぼ作り話のエピソードを収録で披露したところ、黒柳が予想外に食いついてしまい、ネットでも話題に。実際は絵空事だったにもかかわらず、しばらくその俳優は『いい持ちネタができた』と喜んでいました。しかし、一方で『触れられたくない』ネタを持つ人物からすれば、出演は“ギャンブル”になってしまう。元交際相手など、黒柳がプライベートにガンガン切り込む危険もあるのです」(同)

 とはいえ、基本的に『徹子の部屋』に出演できるのは、そもそも限られた人物のみ。

「視聴者層もどんどん高齢化しているため、出演者も大御所クラスの名の知れた芸能人ばかり。歌手は『NHK紅白歌合戦』の出場者でなければ厳しいし、役者でもベテランか主演級。芸人ともなればMC級か、ほぼ毎日テレビで見るようなランクになります。例外として、テレ朝の番宣絡みで出演できるケースはありますが」(同)

 知られざるスリリングさを秘めた『徹子の部屋』。この背景に思いを馳せながら視聴すると、また別の角度で同番組を楽しめるようになるかもしれない。

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最終更新:2020/10/15 12:10
あの日の「徹子の部屋」/黒柳徹子
ずけずけと「どこの大学を受けるの?」とか聞いてほしかった
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