「調味料選手権2020」審査会潜入

麻辣、激辛ブームの次は……!? 全国161品のナンバー1決定戦「調味料選手権2020」審査会に行ってきた

2020/10/11 13:00
サイゾーウーマン編集部

40分で40品をジャッジ……かなり悩む!

 

一人ひとりに用意された調味料。フェイスガード着用で実施

 審査員それぞれの机に用意されているのは全エントリー161品のうち40品。商品に番号が振られ、トレイに入った状態で提供された。今回は148番の「野菜たっぷりスパイシーソース」から始まって「親父と息子の合わせ技」(味噌)で終了。なお、審査を公正に行うため、審査員それぞれでスタートする番号は異なる。最初と最後では味覚や集中力に違いが出てしまい、公正にジャッジできなくなる可能性があるからだという。

 評価の基準は、味・商品背景(生産背景)・パッケージ・価格の4ポイント。味を感じながら、生産への思いをつづった資料を読み、パッケージもチェックしていくが、思った以上に時間がかかる作業で、特に生産ストーリーには人柄が表れているため、読みながら感情が揺さぶられてしまう。伝統の食材を後世に残したいという思いや、開発中に起こった人間関係の衝突や育まれた友情、地域の人々への愛や家族愛などドラマにあふれているのだ。味だけではなく、そうしたストーリーも評価ポイントになるのが、この大会の魅力だと思う。

 それにしても、時間がいくらあっても足りない。MICHIKOさんが「審査時間の目標は40分です」と言っていたのも納得。結局40品を審査するのに、1時間半かかってしまった。

見ているだけで楽しいパッケージ
アンテナショップにいるような気分になれる

 実際に食べていると、「いますぐ買って帰りたい!」と衝動を覚えるモノもあり、MICHIKOさんに購入可能か聞いてみると、10月27日からECサイトがオープンするので、そこで最終選考に残った調味料を購入できるとか。また、その購入数は最終審査にも影響するという。その最終審査は、11月3日に東急プラザ銀座で開催。会場は一般にも開かれているため、実際に試食はできないものの「買ってみたい」という商品に投票、審査に参加可能となっている。

 いち早く、次のブームとなる調味料と出会いたい人、新たな味覚と出会い人は、販売サイトや最終審査をチェックしてみると、食がもっと楽しくなりそうだ。

かぼすこ 75g 全国ご当地調味料選手権2010最優秀賞
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