ついに今夜最終回!

『半沢直樹』最終回、第1期より低調に終わりそうなワケ……大和田の「お・し・ま・いDEATH!」ほか迷台詞が“コント化”招いた!?

2020/09/27 10:00
サイゾーウーマン編集部
『半沢直樹』(TBS系)公式サイトより

 連続ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が、9月27日に最終回を迎える。今作は、7年前に放送されて大ヒットした第1シーズンの続編。その第2部では、堺雅人演じる半沢直樹が、出向先の東京セントラル証券から東京中央銀行に復帰し、政府の絡む不正に立ち向かう様子が描かれている。

 今作も視聴率は毎回20%超(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)とヒットしているが、“平成ナンバー1視聴率ドラマ”の称号を得た前シーズンに比べると、やはり低調な推移と言える。

「第1シーズンの平均視聴率は28.7%。後半に差し掛かると勢いを増し、第7話から最終回の第10話までは、30%を下回ることはありませんでした。最終回では平均42.2%、瞬間最高46.7%という記録を打ち立てています。しかし、今シーズンの第9話までの平均は23.8%。これまでの最高は第8話の25.6%で、まだ一度も30%台には乗っていません」(芸能ライター)

 近年ではこれまでも阿部寛主演『結婚できない男』(フジテレビ系)、篠原涼子主演『ハケンの品格』(日本テレビ系)など、ヒットしたドラマの続編は低調に終わっている。「人気作の第2シーズンが第1シーズンより低調というのはドラマ界の常識」(テレビ局関係者)との声もある一方、次のような分析も。

「第1シーズンで視聴者側が話題にして盛り上がった『役者の顔芸』を、今作では制作側が意図的にやりすぎていて、視聴者が白ける一因になっているのでは。『顔芸』と呼ばれるどアップでのオーバーな表情の演技を、堺はじめ香川照之、片岡愛之助、市川猿之助、尾上松也ら濃い面々が次々と繰り出すため、ネット上でも『顔芸やりすぎ』『くどい』『胃もたれする』などの声が見られます」(同)

 また、半沢の宿敵、東京中央銀行の取締役・大和田暁(香川)の「お・し・ま・いDEATH!」や、同銀行証券営業部部長・伊佐山泰二(猿之助)の「詫びろ詫びろ詫びろ詫びろ!」、金融庁証券取引等監視委員会統括検査官・黒崎駿一(愛之助)の「ファイトまん、まんよ!」などの“迷”台詞も、「視聴者から『ネタっぽい』『コントに見える』と言われるように。制作側の“狙いすぎ”で視聴者が引いてしまい、視聴率が上がりきらない要因になった可能性は否めません」(同)という。

 最終回で半沢は、最大の敵である進政党の箕部幹事長(柄本明)との最終決戦に臨む。9話のラストでは「倍返し」どころか「1000倍返し」すると宣戦布告していた半沢だが、視聴率でも最後の最後で反撃することができるだろうか。

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最終更新:2020/09/27 10:00
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