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ヒロシ、石橋貴明、武田真治……“再ブレーク”を果たした芸能人のきっかけとは?

2020/09/20 15:00
サイゾーウーマン編集部

 「ヒロシです……」のフレーズで始まる自虐ネタが一世を風靡したものの、世間ではいわゆる“一発屋”に位置づけられてしまっている芸人・ヒロシ。そんな彼が意外なジャンルに転身し、“再ブレーク”を果たしている。

「9月4日にウェブサイト『新R25』のインタビュー記事に登場したヒロシは、ブレーク時の最高月収が4000万円だったと明かしていました。現在は、自身のYouTubeチャンネルに投稿したキャンプ動画が注目を集め、“キャンプ芸人”としてテレビ出演の機会が増えているそう。『最近はキャンプ道具の物販も始めました!』と、新しいビジネスを始めたとも話していました」(芸能ライター)

 こうしたヒロシの現状について、ネット上では「こういう行動力が再ブレークの秘訣なのかも」「近頃見なかったけど、興味がわいてきた」「本人も楽しくやってる感じがして、うらやましい」といったポジティブな意見が多く挙がっている。栄枯盛衰の激しい芸能界だが、ヒロシに限らず、こうした“カムバック”を果たした例は少なくない。

「お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明は、まさに今、再ブレークしている芸能人でしょう。2018年3月にとんねるずの冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了したあと、同局で『石橋貴明のたいむとんねる』が18~20年に放送されていたものの、視聴率が振るわず打ち切りに。その後も同枠で『石橋、薪を焚べる』というトーク番組が放送されていますが、いまいち話題にならず、ネット上で『石橋はオワコン』とも言われていました」(同)

 そんな中、石橋は6月にYouTube公式チャンネルを開設し、『とんねるずのみなさんのおかげでした』を思わせるような企画や、野球を中心としたスポーツ解説の動画を多数投稿。これがネット上で人気を博し、現在ではチャンネル登録者数130万人を突破している。さらに8月30日には、YouTube動画をきっかけとして、約20年ぶりにNHK出演を果たし話題となった。

 ヒロシも石橋も、復活のきっかけはYouTubeだったが、俳優・武田真治はあるテレビ番組への出演が、再び人気に火をつけたとか。

「武田は中性的な美貌を売りに、1990年代初頭にブレークを果たしてドラマ主演を多数こなすも、2000年代からは主演作が激減し、人気が低迷していきました。バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)にレギュラー出演していたものの、18年3月に番組が終了してしまいます。ついに露出がなくなるかと思われたところで、同年8月に放送が始まったミニ番組『みんなで筋肉体操』(NHK)に出演。その肉体美がネット上で大きな話題となり、人気が再燃しました。以後、ドラマや映画、バラエティとマルチに活躍しています」(同)

 YouTubeやSNSによって、再ブレークの可能性は無限に広がっているよう。そのチャンスをつかんでうまく利用できるかどうかが、分かれ道になるのかもしれない。

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最終更新:2020/09/20 15:00
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