ちょっとうらやましい

柳葉敏郎「知事選出馬を否定」波多陽区「レギュラー7本」! “地方移住”した芸能人のいま

2020/09/13 15:00
サイゾーウーマン編集部

 プロ野球選手・ダルビッシュ有の元妻としても知られる、タレントでモデルの紗栄子。そんな彼女が9月2日に発表した意外な“転身”が、ネット上で話題を呼んだ。

「紗栄子はその日、自身のインスタグラムで牧場の写真と共に『このたび、アイランドホースリゾート那須という牧場をNASU FARM VILLAGEと新たに名称を変更し、私が代表を務めるThink FUTURE社で運営に携わらせて頂くことになりました』と発表。引退した競走馬のセカンドライフを築く事業に着手すると明かしました。さらには、牧場のある栃木県大田原市に生活の基盤を移したことを報告し、牧場の運営資金はクラウドファンディングで募るとか。ネット上では、『やりたいことを行動に移せるのは、素直にすごいと思う』『前はあんまり好きじゃなかったけど、一気に好きになった』いうポジティブな意見がある一方で、『話題作りに必死な感じ』といった冷ややかな声も上がっています」(芸能ライター)

 紗栄子のほかにも、首都圏から地方に拠点を移した芸能人は少なくない。大ヒット映画『踊る大捜査線』の室井慎次役を演じたことなどで知られる俳優の柳葉敏郎は、現在、秋田県で暮らしている。

「同県出身の柳葉は、2000年に長女が誕生したのをきっかけに、教育環境に恵まれた場所で育児をしたいという願望を持つようになり、小学校入学を機に移住。秋田県で行われるイベントに積極的に参加するなど、地元でも親しまれている様子です。19年9月には『女性自身』(光文社)が“秋田県知事選出馬説”を報じ、『実は知事選出馬が待ち望まれている』などと伝えていますが、同誌が07年に本人を取材したときは、『俺、学校も出ていないし、人の上に立つ人間じゃないんだよね』と否定。現在は、仕事のたびに東京や大阪などの都市部に出かける生活をしているようです」(同)

 特有の事情で田舎暮らしを決めた例としては、女優の高木美保が挙げられるだろう。

「高木は1998年、紗栄子と同じ栃木県の那須塩原市に移住。2019年6月放送の『直撃! シンソウ坂上』(フジテレビ系)に出演した際、芸能界で不規則な働き方をしているうちにパニック障害を罹患し、治療も兼ねて移住したと明かしています。現在はタレント活動をメインとしてながら、農業を営んでいるそう。仕事のたびに東京に出る生活を送っているといい、00年には、田舎暮らしについてつづったエッセイ『木立のなかに引っ越しました』(幻冬舎)も発表しています」(同)

 芸能界で確かな地位を築いていれば、都会から離れて“悠々自適”な生活を送れるのだろう。しかし、中には「都落ち」と揶揄されるケースもあるようだ。

「“ギター侍”のネタで知られるお笑い芸人の波多陽区は、2000年代半ばにブレークしたものの、その後露出が激減。『一発屋芸人』と言われて久しい存在です。そんな波多は、16年にワタナベエンターテインメント九州事業本部に移籍し、同時に福岡県福岡市に移住。19年3月に波多は、ウェブメディア『R25』のインタビューで移住当初は『まったく仕事がなくて、週5でバイトをしてました』などと語っていましたが、現在は地方局で7本のレギュラーを持っています。また、石田純一の息子である俳優・いしだ壱成も11年から石川県白山市に移住し、YouTubeで田舎暮らしの様子を発信中。とはいえ、2人とも全国区のテレビ番組や主要メディアでその姿を見ることはほとんどなく、ネット上では『都落ち感しかない』『地方で活動していることすら知らなかった』という声も聞かれます」(同)

 移住を決める理由は人それぞれだが、仕事がそれまでと同じように舞い込むとは限らない。新天地で新しい人間関係を築くスキルや、仕事の幅を広げることも必要なのだろう。

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最終更新:2020/09/14 11:22
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