つらい時はすぐ逃げよう

元AKB48・指原莉乃、SEKAI NO OWARI・Saori、小栗旬……いじめられた過去を明かし衝撃を与えた芸能人

2020/09/07 12:00
杜若菖蒲(ライター)
小栗旬公式サイトより

 元AKB48・指原莉乃が、8月30日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。一部週刊誌で報じられた“マンション購入”について「2部屋を購入した」と認め、話題になった。芸能界で活躍を続ける指原だが、かつては“いじめ体験”を告白してネット上で驚きの声が続出したことも。

「2015年4月放送の『僕らが考える夜』(フジテレビ系)に出演した指原は、中学時代に受けたいじめの内容を明かしました。最初は『ちょっとした無視から始まった』ことが、やがて同級生から『もう学校には来ないでください』と書かれた手紙が自宅に届くまでになったとか。指原は『そのまま、まんまと学校行かなくなって、行かないまま卒業したんです』と、手紙をきっかけに不登校になったといい、その後、逃げるように上京し、AKB48のオーディションを受けて、現在に至るのだと明かしていました」(芸能ライター)

 ネット上では「上京のきっかけが切なすぎる……」「今、指原は自分をいじめてた人たちをどう思っているんだろう?」「つらい経験があったことを知って、ますます応援したくなった」といった反響が寄せられていた。

 指原のように、第一線で活躍する有名人の中には、過去にいじめに苦しんでいた者が少なくない。

「15年2月に単行本『SEKAI NO OWARI―世界の終わり』(ロッキング・オン)を発売したバンド・SEKAI NO OWARI。同著でのメンバー単独インタビューでは、Saoriがいじめに遭っていたことを明かしています。小学生の頃、ランドセルに『死ね』と落書きされたり、友人にプレゼントを渡せば突き返され、靴に画びょうを入れられるといった、壮絶な被害を受けていたそう。Saoriは、その後も自身の性格が原因だと悩んでいたものの、Fukaseとの出会いで考え方が一変したのだとか」(同)

 ネット上では「大切なランドセルにそんなことされたら、自分だったら二度と学校へ行けない」「小学生の頃とはいえ、一生癒えない傷になりそう」と驚く声や、「SaoriさんがFukaseさんと出会えて本当によかった」「人との出会いが運命を変えることって本当にあるんだな……」といった、感動の声が上がっていた。

「俳優の小栗旬も、中学時代にいじめを受けていたそうです。机の中にゴミを入れられたり、自分の私物だけでなく、机やイスまでが教室から放り出されていたことがあったとか。07年、小栗は山梨日日新聞のインタビューで『必死で捜すと、トイレで水浸しのかばんが見つかるんです』などと、壮絶な体験を振り返っています。高校でも目立たないようにしていたそうですが、高校1年生の時にドラマ『GTO』(フジテレビ系)へ出演し、同年代の共演者と友達になり、『仲間ができたことで精神的に大人になりました』と語っています」(同)

 小栗の意外な告白には、ネット上で「まさか小栗旬がいじめに遭ってたなんて……」「つらい経験があったからこそ、役者の道を邁進できたのかも」「学校だけが全てじゃないって教えてくれる話。救われた人は多いと思う」と温かい声が寄せられていた。

 つらく悲しい過去の経験を明かすのは、誰であっても勇気が必要だろう。しかし、影響力のある芸能人のこうした告白は、きっと誰かに希望を与えているはずだ。

杜若菖蒲(ライター)

杜若菖蒲(ライター)

幼い頃からワイドショーが好きで、15歳で「リポーター」と呼ばれていた。趣味はリサーチ、特技は妄想。自慢の“地獄耳”で、些細なゴシップも素早くキャッチします。

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最終更新:2020/09/07 12:00
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