「野球大好きおもしろおじさん」の枠が空いてたね

とんねるず・石橋貴明、YouTubeの「NOシャブNOライフ」シーンが話題のウラで……NHKから「20年ぶり」出演オファー!

2020/08/26 19:16
増田家こみみ(ライター)

 8月23日、とんねるず・石橋貴明が自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」に動画を投稿。同日に日本テレビ系で放送されていたチャリティー特番『24時間テレビ43 愛は地球を救う』のパロディで、「24分間テレビ〜石橋が地球を救うかも〜24 MINUTES TELEVISION “ISHIBASHI MAY SAVE THE EARTH”」とのタイトルがつけられていた。

「石橋が約20分間、都内某所を走るという内容で、『24時間テレビ』の恒例企画であるチャリティマラソンを意識したものでした。おぎやはぎ・矢作兼やバナナマン・日村勇紀ら、石橋と親しい芸能人から応援メッセージが届くなど、かなり凝った作りになっていましたが、中でも元プロ野球選手・清原和博からの激励が『衝撃的すぎる』とネット上で話題になったんです」(芸能ライター)

 清原といえば、2016年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受け、6月15日に執行猶予期間が満了したばかり。石橋とは公私共に親交があり、先月「貴ちゃんねるず」の開設1カ月を記念して公開された動画にも出演している。そんな清原から届いたメッセージは、「貴さん、いつも僕に勇気と希望をくれてありがとう! 僕が×××やめられたのも、今の貴さんが居たからです」(原文ママ)というもので、石橋への感謝が込められていたのだが……。

「一体何を言いたかったのか、メッセージの最後は『NOシャブNOライフ!』と締めくくられており、番組スタッフが大慌てで『英語間違ってます!』とツッコミを入れていました。石橋も苦笑しながら『シャブがないと人生じゃねぇってことじゃん……』と、清原の大間違いにあぜん。一方、ネット上は『これって清原のブラックジョーク? 単純に間違えただけ?』『執行猶予明けで“NOシャブNOライフ”は強すぎる(笑)』『テレビなら絶対にカットだったろうな。これがYouTubeのよさ!』と大盛り上がりで、『NOシャブNOライフ』はTwitterのトレンド入りを果たしていました」(同)

 今年6月にYouTuberデビューしたばかりの石橋だが、チャンネル登録者数は120万人を突破。今回話題となった「24分間テレビ」以外にも、ネット上で好評を集める企画動画があるという。

「コロナ禍で経営が厳しくなった飲食店を救済する『東京アラートラン』という企画で、7月30日に投稿された動画では、石橋が東京・恵比寿の飲食店を訪問。8月13日公開の第2弾では、石橋が都内にある焼肉店を訪れており、この店の従業員が石橋のファンで、自らこの企画に応募したことも明かされていました。コメント欄では『タカさんの優しさがあふれてて、ウルウルしてしまう』『これこそ芸能人がやるべきYouTube』『自分の影響力を私利私欲のためではなく、世に還元するのが本物のスター』などと絶賛されています」(同)

 一方で、長年続いたとんねるずのレギュラー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)は18年に終了し、石橋の地上波レギュラー番組も、現在は『石橋、薪を焚べる』(同)のみ。テレビでの露出が激減し、ネット上では「オワコン」といわれることも少なくなかった。

「いわば、テレビから“干された”状態の石橋でしたが、YouTubeがきっかけで約20年ぶりにNHK出演が決定。同局のスポーツ情報番組『サンデースポーツ2020』のパロディ動画をアップしていたところ、本家からオファーが来たそうです。8月24日に出演報告を兼ねた動画を投稿した石橋は、『うれしいね〜!』と素直に喜んでいました。ネット上では『YouTubeもテレビも関係なく活躍できるのはすごい』『YouTubeで人気が再燃してテレビからオファーを受けるってのは、現代的な展開で面白い』と関心を寄せられているようです」(同)

 最近では、歌手の広瀬香美もYouTube動画の好評を受けて、再びテレビで注目を集めている。今後も彼らのように、テレビとYouTubeの垣根を壊す芸能人は現れるだろうか?

増田家こみみ(ライター)

増田家こみみ(ライター)

関東在住のフリーライター。広く浅く、時々沼に落ちるエンタメ好き。小学校では校内ニュースを集めた自作新聞を毎日発行。大人になった今は、酸いも甘いも噛み分けるホットな話題をお届けしたいと思います。

最終更新:2020/08/26 19:16
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