何かと注目を集めてしまう運命

高畑裕太、高橋祐也、KenKen……逮捕後に復帰するも批判を浴びた二世タレント

2020/08/31 12:00
杜若菖蒲(ライター)
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 2016年8月に強姦致傷容疑で逮捕(不起訴処分)された俳優の高畑裕太が、今月23日に自身のインスタグラムを更新。公式ホームページの開設と、凍結されていたSNSの更新も再開すると報告している。

「コメント欄には『おかえりなさい! 待ってましたよ!』『また元気な姿が見られるとうれしい。応援してます』といったファンの暖かい言葉も見受けられるものの、ネット上では『よく平気な顔で戻ってこられるね、ビックリだわ』『やったことは消えないし、今さら需要があるとも思えない』『反省して社会復帰することは間違ってないと思うけど、芸能界じゃなくてもいいでしょ?』といった、辛辣な声が多いです」(芸能ライター)

 また、母で女優の高畑淳子に対しても、ネット上では「子どものことを思ったら、芸能界復帰は止める気がする」「どうせ母親が後押ししたんだろうな」「親子でいい印象がない。テレビに出たらチャンネル変えます」と批判の声が多い。

 タレントの逮捕は大きな話題になるが、二世タレントとなると、“その後”についても世間の注目が集まりやすい。女優・三田佳子の次男で、18年に覚醒剤取締法違反により4度目の逮捕をされた元俳優・高橋祐也は現在、飲食店を経営しているという。

「1度目の逮捕となった1998年1月、三田は記者会見を開いて当時18歳だった高橋の親として謝罪していましたが、月50万円の“お小遣い”を与えていたなどとコメントし、親子で批判を受けることに。その後、高橋は00年、07年、そして18年と、いずれも覚醒剤取締法違反で逮捕され、さらに19年、内縁の妻である元乃木坂46・大和里菜に対する脅迫容疑で5度目の逮捕。のちに不起訴となっていますが、ネット上では『親に甘やかされた結果がこれか』『完全に育て方を間違えたね』と非難轟々でした」(同)

 そんな中、今年7月にニュースサイト「NEWSポストセブン」が高橋の現在について報じ、またも非難を浴びることに。

「記事によると、高橋は18年の逮捕前から都内でダイニングバーを経営していたそうですが、赤字が続いていたため、今年6月にスナックに業態を変更したとか。また、三田夫婦も経営に関わるようになったらしく、『何度も家族会議を重ねて決めたそうです』という関係者の証言もありました。ネット上では『結局また親が世話してるのかよ』『ここでも助け舟出しちゃうのなら、もう腹をくくって最後まで面倒見るしかないね』『いい大人なのに自立してなくて、恥ずかしくないのか?』と呆れられているようです」(同)

 歌手・金子マリの次男で、ロックバンド・RIZEのベーシスト兼、Dragon Ashの元サポートベーシストを務めたKenKenは、19年7月に大麻取締法違反で逮捕。翌8月には保釈され、11月には活動再開を予告したのだが……。

「もともと所属していたRIZEやDragon Ashではなく、知人アーティストのライブに個人的に出演するという形での復帰を予定していたため、批判を浴びたんです。Dragon Ashのメンバー・櫻井誠は、KenKenのことだとはっきり言及していないものの、自身のTwitterで『愕然。全く聞いてないし、俺らの事なんてどうでもいいのか』と驚きをつづっており、ファンからも『バンドに迷惑かけた人の行動とは思えない』『逮捕されたこと以上にショック』『KenKenにとってRIZEはその程度のものだったの?』と、怒りや悲しみの声が上がっていました」(同)

 “二世”ならではの苦労もあるのだろうが、犯した罪を反省し、自力で這い上がってこないと、世間は許してくれないのかもしれない。

杜若菖蒲(ライター)

杜若菖蒲(ライター)

幼い頃からワイドショーが好きで、15歳で「リポーター」と呼ばれていた。趣味はリサーチ、特技は妄想。自慢の“地獄耳”で、些細なゴシップも素早くキャッチします。

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最終更新:2020/08/31 12:00
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