生放送あるある

『ヒルナンデス!』『バイキング』『サンデーLIVE!!』……“放送事故”でお茶の間を騒然とさせた番組

2020/08/02 12:00
杜若菖蒲(ライター)
『ヒルナンデス!』『バイキング』『サンデーLIVE!!』……放送事故でお茶の間を騒がせたシーンの画像1
『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)公式サイトより

 7月21日に生放送された情報バラエティ『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、珍しい“音声トラブル”が発生。ネット上では、視聴者から驚きの声とともに、「大爆笑した」と好意的な反応が寄せられていた。

「トラブルが発生したのは、『曜日対抗!超限定マーケティング』というクイズコーナー。番組が決めたテーマに沿って“TOP10”を予想して答えていくもので、出演者が順番に回答していきました。そんな中、お笑い芸人のいとうあさこの順番になり、マイクに向かって回答すると、なぜか強いエコーがかかってしまい、スタジオが騒然。いとう自身も『怖い怖い! 何があったの!?』とパニック状態になっていました」(芸能ライター)

 この奇妙な事態に、ネット上では「こんな放送事故初めて見た!」「怪奇現象? 普通に怖い!」といった反応や、「ものすごいエコーかかっててめちゃくちゃ笑った」「これは笑える放送事故。元気になったわ〜」「あさこさんに笑いの神が降臨してる(笑)」と喜ぶ視聴者も多かった。

 生放送のテレビ番組では、こうした“事故”がたびたび見られる。7月13日放送の情報バラエティ『バイキング』(フジテレビ系)では、タレント・野々村真のある告白が話題となった。

「リモート出演していた野々村は、スタジオからコメントを求められた際、しどろもどろになったり、時折、画面の下をチラ見していたんです。すると、番組MCの坂上忍が『マコちゃん、もう(メモを)読むんだったら読もう!』といい、“台本”の存在を暴露。野々村は苦笑いしつつ、画面の下から“バイキング”と書かれた台本を取り出して、そのままコメントを読み上げていました」(芸能ライター)

 ネット上では、「情報番組って台本あったの? てか、バラシて大丈夫なの?」「瞬時にコメントする芸能人ってすごいなぁって思っていたけど、台本あるなら誰でも言えるわな」といったツッコミや、「なんでわざわざ台本のこと言ったんだろ……坂上って性格悪い」「野々村、似が悪いしてるけど坂上にキレてない?」と、坂上と野々村のやりとりに違和感を持つ視聴者の声もあった。

「3月8日に放送された情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)では、新型コロナウイルスの特集が組まれました。スタジオにあるモニターを使って説明を入れるはずが、タレント・松岡修造が出演するコーナー『TOKYO応援宣言』の映像が流れてしまう放送事故が発生し、謝罪する場面が。一瞬の出来事でしたが、突然登場した松岡について、ネット上では『修造で元気出たからOK』『暗い話題ばっかりだったから、むしろよかった』『こんな明るい放送事故なら歓迎する』といった反応が多く見られました」(同)

 生放送に放送事故はつきものだが、重大な問題でない限り、視聴者は笑って見過ごすほうがいいのかもしれない。

杜若菖蒲(ライター)

杜若菖蒲(ライター)

幼い頃からワイドショーが好きで、15歳で「リポーター」と呼ばれていた。趣味はリサーチ、特技は妄想。自慢の“地獄耳”で、些細なゴシップも素早くキャッチします。

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最終更新:2020/08/02 12:00
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