ここもグループ分裂!?

ワン・ダイレクション結成10周年も、元メンバー・ゼインは無反応! 「そんなに1Dが嫌なのか」「イメージ悪すぎ」とショックの声

2020/07/27 18:08
堀川樹里(ライター)
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I’ve been struggling to put into words how grateful I am for everything that’s happened over the last ten years. I’ve seen things and places that I’d only ever dreamt of when I was growing up. I’ve had the pleasure of meeting and working with some of the most incredible people, and gained friendships that I know I will treasure for the rest of my life. None of this would be possible without the support you’ve given along the way. And for that, I will be forever thankful. I just can’t believe it’s been ten years. Thank you to our crew, our team, and everyone else who helped us along the way. To all the fans, I love you, and I thank you with all my heart. You did it all, and you changed everything. And finally.. to the boys, I love you so much, and I couldn’t be prouder of everything we achieved together. Here’s to ten. H

@ harrystylesがシェアした投稿 –

 7月23日に記念すべき結成10周年を迎えた、英ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」(以下、1D)。前日から「#10YearsOfOneDirection」「#10YearsOf1D」というハッシュタグをツイートし、各国のTwitterのトレンド上位にランクインさせながら待ち構えていたファンたちは、当日、メンバーがインスタグラム・Twitterの両方に投稿したバンドへの熱い思いに大感激した。

 ハリー・スタイルズは、コンサートステージ上で、初期メンバー5人が輪になって抱き合う写真を投稿。「この10年間に起きた全てのことに、僕がどれだけ感謝しているか、どう言葉にしようかと必死になって考えた。子どもの頃は夢でしなかったものを見て、いろいろな場所に行くことができた。素晴らしい人たちと出会い、一緒に仕事をするという光栄な思いをして、生涯の宝物のように大事にしたい友情を築くこともできた。みんなのサポートなしではここまで来るのは不可能だったと断言できる。永遠に感謝するよ」「10年もたったなんて本当に信じられない。僕たちのクルーやチーム、これまで僕らを助けてくれた人たちみんな、ありがとう」「ファンのみんな、アイ・ラブ・ユー。心の底から感謝している。全てはみんなのおかげ。何もかも変えてくれたのはみんななんだ」「最後に、メンバーのボーイズたち。めちゃくちゃ愛してる。みんなで一緒に成し遂げたこと全てを、これ以上ないほど誇らしく思ってる。10周年のために乾杯。H」といった長文のメッセージを添えた。

 リアム・ペインはTwitterに、10年前の7月23日、父親に送った「ボーイズバンドのメンバーになったよ」というテキストメッセージのスクリーンショット画像と、初期メンバー5人でジャンプする写真を投稿。「なんて道のりだったんだろう……10年前のこの日、バンドが結成されて父さんにこのテキストを送った時には、この先に何が待ち構えているのか、全然わかっていなかった。何年もの間、僕たちをサポートしてくれたみんな、ありがとう。そして、僕と一緒にバンドの歴史を分かち合ってくれたメンバーのボーイズたちに感謝」というメッセージを添えた。リアムはTikTokにも1Dの思い出映像や、ラジオ番組にリモート出演した時の「1Dの成功はみんなの支えがあったから」と熱弁する映像も投稿した。

 ルイ・トムリンソンはインスタに、1Dの初集合写真を投稿。「僕たちが初めて一緒に撮影した写真。僕たちがシェアした思い出は本当に素晴らしいものだった。もう10年たったなんて信じられないよ。振り返って、めちゃくちゃ誇らしく思う。メンバーのみんな、本当にありがとう。そしてファンのみんな、愛してる。いつものようにね x」というメッセージを添えた。またTwitterで、当日の朝は過去の1D映像を見ながら過ごし、感情的になっていると告白。ゼインを含むメンバー全員一人ひとりに「誇らしく思っているよ」と呼びかけた。また、バンドをここまで成長させてくれたファンに対しても「みんなのおかげだ」と感謝の意を示した。

 ナイル・ホーランは、たくさんのプレゼントが投げ込まれたコンサートステージの上に、初期メンバー5人で立つ写真をインスタに投稿。「この4人の紳士と出会った時は、これから僕たちがこんなことを成し遂げるなんて夢にも思ってなかったよね」「僕たちは本当に、たくさんの素敵な思い出を一緒にシェアしてきた。毎日のように、何百万人もの人たちの愛を世界中から感じられたことは、本当に刺激的で。(1Dは)僕たちの人生の大部分を占めるものであり、これからもずっとそうだと思う。今日の僕たちに乾杯。この10年間、僕たちを応援してくれた素晴らしいみんな、本当にありがとう」というメッセージを、リアム、ハリー、ゼイン、ルイと、「♯10YearsOfOneDirection」というハッシュタグを添えた。また、「バンドを支えてくれた150人のクルーを祝福する日でもあるんだよ」とツイート。ほかのメンバーのツイートに「ラブ・ユー」とコメントし、クルーやメンバーへの愛を表現した。

 ファンを大事にし、クルーやスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、メンバーへの「ありがとう」と祝福の言葉も忘れない4人に、ファンは「活動休止してソロアーティストとして活躍し、充実したプライベートライフも送っているのに、原点である1Dは大事にしているんだ!」と大喜び。ネット上は「だから1Dが大好き!」「ずっとついていく!」といった声であふれ返った。

 一方で、4人が忘れず感謝の気持ちを贈ったにもかかわらず、2015年3月に電撃脱退したゼインが、SNSに何も投稿しなかったことに落胆する人も続出。

 彼はメンバーの誰にも相談せず、別れのあいさつもせずに突然脱退。その後、1Dの音楽は「フ●ックだ」とディスり、メンバーになったことを後悔している旨を告白。ほかのメンバーとの仲はよくなく、脱退後は誰とも口をきいていないなどと暴露してきたゼインのことを、ルイはずっとよく思っておらず、19年10月に受けた英タブロイド紙「METRO」のインタビューでは、「許せない」と怒りをあらわにしていた。

 そんなルイでさえも、10周年にはゼインの名前を入れて「誇りに思う」とツイートしたのに、ゼインはメンバーのSNS投稿全てに無反応。ネット上には、「そんなに1Dが嫌なのか」「イメージ悪すぎ」「がっかり」という声、「ゼインに『ツイートして!』ってお願いしているファンが多いけど、脱退したのだからそんなことする義理はない」「嫌な思い出しかないバンドなんだから、結成10周年を祝う気持ちになんてなれないんでしょう」と理解を示す声、「妊娠中の恋人ジジ(・ハディッド)のケアでそれどこじゃないんでしょ」と推測する声まで飛び交っている。

 一時期、メンバーが示唆していた10周年を記念した再結集について、「もしかしたら、コロナ禍が終わってからのお楽しみかも!」と希望を捨てないファンもいるが、万が一実現したとしても、今回の対応を見る限り、ゼインが参加する可能性は極めて低そう。「もうゼインが1Dの一員として、ほかのメンバーと一緒に姿を見せることはないだろう」などと悲観する声も上がっていた。

 期待されていた10周年記念の新曲発表やメンバーの再結集はなかったが、活動休止した2016年から更新がストップしていたバンドの公式インスタグラムが投稿を再開し、10周年当日には、ファン一人ひとりに合ったプレイリストを自動作成してくれる特設サイト「10yearsof1d.com」をオープン。公式YouTubeチャンネルでは彼らの軌跡を描いたスペシャル映像、バンドが誕生したイギリスの国民的オーディション番組『Xファクター』公式YouTubeチャンネルでは、メンバーそれぞれの初オーディションの映像を一つにまとめた動画が公開されるなど、コロナ禍の中でもファンを大いに楽しませてくれた。

 公式YouTubeではイギリス時間27日まで毎日、4KウルトラHDリマスター動画が公開され、28日には締めとしてツアー『Where We Are Tour』のライブストリーミングが行われるなど、10周年の余韻は数日続く。

 バンドとしての活動を休止してからも、圧倒的な人気を誇り続ける1D。近日中には何らかのサプライズがあるのではないかと期待しているファンも少なくないが、果たして!?

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2020/07/27 18:08
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日本のジャニーズでも似たようなことが起こってな
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