迷走ぶりは否めない

小室哲哉、元モーニング娘。・市井紗耶香、森昌子……引退後に復帰して物議を醸した芸能人

2020/07/26 12:00
杜若菖蒲(ライター)
「今さら需要あるのか謎」「目立てればなんでもいいの?」引退後に復帰して物議を醸した芸能人3人の画像1
戻ってくると思ってたよ

 2018年1月に引退を発表した音楽プロデューサーでミュージシャンの小室哲哉が、今年、突如として音楽業界に復帰。“ヒットメーカー”といわれ多数の楽曲を生み出した小室だが、ネット上では「なんで今さら復帰?」と、冷ややかな声が上がっている。

「小室は7月24日に配信リリースされた乃木坂46の新曲『Route 246』で作曲・編曲を担当し、約2年3カ月ぶりにアーティストへの楽曲提供を行いました。乃木坂46のプロデューサーである秋元康氏からの熱烈なオファーと後押しを受け、小室の復帰が実現したのだとか。一方、4月には『週刊文春』(文藝春秋)で妻のKEIKOと“離婚調停”が始まったと報じられており、ネット上ではこちらの行方も注目を集めています」(芸能ライター)

 引退を発表する直前、「文春」の報道によって女性看護師A子さんとの“不倫疑惑”が浮上した小室。その後開いた会見では、「看護師と患者の関係」だと不倫を否定しつつ、11年にくも膜下出血で倒れたKEIKOの介護疲れや、自身の楽曲がヒットしなくなったことが引退の理由だとしていた。

「しかし、世間的には“妻の介護中に不倫した夫”のイメージが根強いようで、ネット上では『芸能人って引退してもしれっと戻ってくるね。不倫はなかったことになってるの?』『音楽の才能は認めるけど、もう時代と合ってない気がする。今さら戻ってきても需要あるのか謎』『復帰の前に、KEIKOとの問題を解決するのが先では?』といった声が上がっており、歓迎する声は少数です」(同)

 元モーニング娘。の市井紗耶香は、自身がプロデュースするアイドルグループを作るため、現在「タレントアイドルグループオーディション」を開催中。一方で、政治活動を活発に行うなど、“迷走ぶり”が話題になっている。

「市井は、19年7月の参院選で立憲民主党から出馬するもあえなく落選。直後に芸能活動を再開させましたが、今月行われた東京都議補選では候補者の応援に駆けつけており、現在も政治の世界と深い関わりがあるようです。かつて、国民的アイドルグループに所属していた市井は、00年にグループを卒業し、芸能活動も一時休止。01年に復帰を果たすも、03年には『幸せを探したい』との理由で、芸能界を引退しました。その後、結婚や出産を経て、09年に再び芸能界へ復帰しましたが、特に目立った活動のないまま、10年たって政界進出を目論むも落選。現在は芸能事務所にも所属していないようなので、完全に“宙ぶらりん”な状況となっています」(同)

 ネット上では、「この人、目立てれば職業はなんでもいいのかな?」「行動力はあるようだけど、いい加減落ち着いたほうがいいと思う」「逆に、何もやりたいことがないんだろうな……」とあきれ気味の声が相次いでいる。

「1986年10月に歌手の森進一と結婚した歌手の森昌子は、これを機に引退を発表。しかし、2005年に離婚し、06年に芸能界へ復帰しています。以降、歌手活動だけでなく、NHK朝ドラに出演するなど女優業にも積極的でしたが、子宮頸がんやうつ病を発症し、活動を休止せざるを得ない期間もあったよう。そんな中、19年に再び芸能界引退を発表し、同年末に公式サイトも閉じられました」(同)

 引退と復帰を二度繰り返した森に対し、ネット上では「二度あることは三度ある。また戻ってきそう」と推測する人もいるが、「森さん、今まで本当にお疲れ様でした。たくさんの元気をありがとうございました」「今度こそ、芸能界に未練がなさそう。病気もしてたし、潔い決断だと思う」「ドラマで森さんを見ていただけに残念だけど、引退後はゆっくりしてほしい」と、温かく見送る声が大半だ。

 一度決断した「引退」「復帰」を覆すだけの理由はあるのか……当人が思う以上に、疑問に感じる人は多いのかもしれない。

杜若菖蒲(ライター)

杜若菖蒲(ライター)

幼い頃からワイドショーが好きで、15歳で「リポーター」と呼ばれていた。趣味はリサーチ、特技は妄想。自慢の“地獄耳”で、些細なゴシップも素早くキャッチします。

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最終更新:2020/07/26 12:00
市井紗耶香LOVE BASIC/市井紗耶香
アイドルグループ作っても、ちゃんと責任持てんのか心配
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