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『半沢直樹』、初回22.0%の高視聴率! 一方で「展開が雑」「新キャストがいまいち」と不満上がるワケ

2020/07/20 20:11
サイゾーウーマン編集部
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ドラマ『半沢直樹』(TBS系)公式サイトより

 堺雅人が主演を務めるTBS日曜劇場『半沢直樹』が7月19日にスタート。初回視聴率22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)という驚異的な数字をたたき出して好スタートを切ったものの、ネット上では一部視聴者から「展開が雑」「新キャストがいまいち」と不満の声も見受けられる。

 『半沢直樹』は、池井戸潤による同名小説シリーズを原作とする、2013年放送の大ヒットドラマの続編。堺雅人演じる銀行マンの主人公・半沢直樹が、銀行内で横行していた不正の数々を暴いていくという逆転劇を痛快に描いた前作は、最終回で平成の民放ドラマで歴代トップとなる平均視聴率42.2%の高記録を達成。また、半沢の「倍返しだ」というセリフが同年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれるなど、社会現象を巻き起こした。7年ぶりとなる今作では、もともと務めていた東京中央銀行の子会社である東京セントラル証券に出向になった半沢が、営業企画部長として次々に発生するトラブルに立ち向かっていく姿が描かれる。

「本来、ドラマは今年4月から放送予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で3カ月遅れのスタートになりました。その代わり、本編に先駆けて7月5、12日は『半沢直樹・特別総集編』(同)として、2週連続で前作が再放送され、その結果、視聴者の『早く続編を見たい!』という視聴意欲を見事に煽り、初回から高視聴率を記録することに成功。ネット上では、早速『これから日曜の夜が楽しみ』『やっぱ迫力あるな~面白すぎ』と絶賛の声が相次いでいます」(芸能ライター)

 しかし初回では、半沢が東京セントラル証券へと飛ばされた理由や、半沢と敵対している東京中央銀行・取締役の大和田暁(香川照之)との確執についての説明は一切なし。そのため、一部から「話がわからない」「前作を見てないと、ついていけないやつじゃん」と不満の声も見受けられる。

「また、今回から半沢の部下役として、賀来賢人、今田美桜が出演。東京中央銀行の証券営業部部長・伊佐山泰三役には、市川猿之助が新キャストとして加わっていますが、ネット上では『キャスティングが微妙』という声も散見されます。特に、池井戸ドラマには、歌舞伎役者や落語家がよく出演していますが、今回抜てきされた市川には、『香川照之のマネにしか見えない』『大和田常務に憧れてるっていう役柄もあるんだろうけど、どうしても二番煎じ感がするんだよね』という指摘も。ただ、香川と市川はいとこ同士であるため、顔が似てしまうというのは仕方がないかもしれません」(同)

 証券会社の作りこみが「甘い」「雑すぎる」という意見もあるが、おおむね同ドラマに関しては、「すんごい面白い」「全員顔芸がすごいし、迫力あるな~」と高評価だ。

 前作では物語が進むにつれ視聴率を伸ばし、全話平均28.7%を記録している。今作でも視聴率はうなぎ上りとなるのか、ストーリーとともに見逃せない。

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最終更新:2020/07/20 20:11
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