干渉する夫と受け入れる妻?

ジェイ・Z、「モラハラ男」「束縛がひどい」と批判の嵐! ビヨンセのコラボ相手を「現場から追い出した」過去

2020/07/16 19:38
堀川樹里(ライター)

「強い女」のイメージを持ちながら、「男の支配下」に置かれるビヨンセ

 ビヨンセといえば、昔から女性の権利向上について声を上げる「強い女」というパブリックイメージを持たれている。そんな彼女がジェイの干渉をまるっと受け入れるのか、疑問を持つ人もいるだろうが、実際は無理もないとみる向きも。

 ビヨンセの父親で長年彼女をマネジメントしていたマシュー・ノウルズも、相当なコントロール・フリークで、妻ティナに対してモラハラやDVをしていたという報道も。ビヨンセはそんな両親を見て育ち、マシューの熱心なマネジメントのおかげで世界的スターになった。03年にリリースしたシングル「Daddy」では、「将来のダンナさんはパパみたいな人」と明言。だから、ジェイのようなコントロール・フリークを夫に選び、彼の干渉を受け入れているというのだ。

 11年にビヨンセが父親をクビにしてからは、ジェイがビヨンセのすべてをコントロールしているのだという説もある。ジェイに浮気をされても別れなかったのは、彼なしでは生きていけないほど支配されているからだと、気の毒がる人もいるのである。

 とはいえ、ジェイとの子を3人ももうけながらも厳しいダイエットに励んで第一線に復帰し、反人種差別にも声を上げるなど、ますます「強い女」となったビヨンセ。今ならジェイの干渉にも抵抗できるのかもしれない。

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2020/07/16 19:38
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