弟との関係がかわいい

トランプへの皮肉で人気急上昇! アンドリュー・クオモNY州知事、日本であまり知られていない「7つ」のこと

2020/07/05 13:00
堀川樹里(ライター)

7:大統領選に出馬する気はない(今のところ)

 11月3日に行われる、2020年アメリカ合衆国大統領選。新型コロナウイルス感染拡大に伴う失業率増加と景気後退を受け、共和党のトランプ大統領が再選されるのは難しいという見方が出ている。

 一方で、民主党代表候補確実だとされるジョー・バイデン前副大統領についても、イマイチだと考えている人が多い。英・メイ前首相のことを「サッチャー首相」と言い間違えたり、外交政策スピーチではイラクとイランを混同。スーパーチューズデーで勝利した際にも、妻の右手を持って「私の妹ヴァレリー!」と言うなど、物忘れのような言い間違えを連発。講演で「貧しい子どもたちだって、白人の子どもと同じように頭が良く、才能があるんだよ」と励ましては白人至上主義者とバッシングされるなど失言も多く、北朝鮮の国営通信社「朝鮮中央通信」からは、「愚鈍でIQが低い」と馬鹿にされる始末。挙句の果てには、民主党のイベントで「合衆国上院議員に立候補しています!」と自己紹介し、「ジョーは、自分が大統領に立候補してると理解しているのか?」と国民からも心配されているからだ。

 そのため、コロナ禍で強いリーダーシップを発揮するクオモ知事に対し、「大統領になって!」という声が巻き起こっている。今からでも民主党代表候補に立候補し、国を立て直してほしいというのだ。

 しかし、残念ながらクオモ知事にはその気はないよう。3月、弟クリスの番組に出演した際、「みんな知りたがっているから答えてほしい。大統領選に出る可能性はあるのか?」と問われると、「ノー」と即答。「答えないということ?」と問われて、「答えはノーということだ」。さらに「考えたことはある?」「ノー」、「考える余地は?」「ノー」と断言。

 昨年、22年の次期知事選に出馬する意向を明かしていること、父マリオも期待されるも大統領選には出馬しなかったため、今後も大統領選に出馬する可能性は低いとみられている。

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2020/07/05 13:00
るるぶニューヨーク
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