[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

48時間で汚部屋スッキリ! 劇的ビフォーアフターで解説、「片付く家になる10ポイント」

2020/06/01 19:30
伊藤まき(収納ライター)

[ポイント10]モノを「簡単に買わない」こだわりが肝心!

[Before]

インテリアへのこだわりが見えません(C)サイゾーウーマン

 ワイヤー、木製、プラスチック、紙箱……。不揃いな収納ボックスがMさんの「片付けなくちゃ」という焦りを表しています。収納グッズを買う前に、「気持ちの整理」をして「モノを減らす」べきでした。

[After]

北欧風インテリアがお好みだそう(C)サイゾーウーマン

 「もう二度と、汚部屋に戻りたくない」と願うなら、一番の解決策は「簡単に買わない」ことです。値段や流行に釣られると、あっという間にリバウンドです。新しいモノを家に入れるときは、テーマ、カラー、サイズを決めて「こだわりを持つ」ようにしましょう。思いつきで買わない努力が必要です。

[まとめ・日数編]汚部屋丸ごと「片付けに必要」な日数は?

(C)サイゾーウーマン

 Mさん宅の、「片付けスケジュール」です。毎週1回の訪問で、8日間(48時間)かけました。片付けをすると決めたら、「とことん丸ごと」やり尽くしましょう。古いモノを捨てるのですから、未来を変えるつもりで挑みましょう。ペン1本まで見逃さずに断捨離することが大切です。モノを捨てながら「持ち方」「選び方」「買い方」が改善されます。

 片付け最終日を前に「家族の笑顔を取り戻せました」とMさん。子どもが、リビングを楽しそうに駆け回る姿を見守ることもできました。この光景が続くように、「リバウンドしない10のポイント」を送ります。
―END―

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伊藤まき(収納ライター)

伊藤まき(収納ライター)

収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。クリンネスト2級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。

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最終更新:2020/06/02 16:02
部屋作りthe BEST(2020)
買う前に気持ちの整理……染み入ります