これぞ女優のエリート道

朝ドラヒロイン抜てきの清原果耶は、NHKの“オキニ”!? 「18歳で出世コース乗った」若手女優の懸念点

2020/05/30 10:30
サイゾーウーマン編集部
朝ドラヒロイン抜てきの清原果耶は、NHKのオキニ!? 「18歳で出世コース乗った」若手女優の懸念点の画像1
清原果耶オフィシャルブログより

 女優・清原果耶が、2021年前期のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』のヒロインに決定した。清原は15年の朝ドラ『あさが来た』で女優デビュー。以後、NHKドラマに多数出演しており、あるテレビ関係者は「気に入った俳優・女優は繰り返し使うと言われる“NHKのオキニ” の一人。これは女優としての出世コースを歩むということで、今回のヒロイン抜てきも、ある意味想定内」と語る。

 清原は女優デビュー作『あさが来た』放送期間中に、NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』(16〜18年)シリーズに起用され、NHK総合で放送された18年の『透明なゆりかご』で初主演を果たす。昨年には、朝ドラ『なつぞら』に出演したほか、特集ドラマ『マンゴーの樹の下で〜ルソン島、戦火の約束〜』(NHK総合)、『螢草 菜々の剣』(NHK BS)で主演を務め、確かにNHKとは縁が深い。

「NHKが気に入った俳優・女優を繰り返し起用するというのは、一般にも広く知られた話。古くは『ひまわり』(1996年)で朝ドラヒロインを務めた松嶋菜々子が、その後、NHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』(02年)の主演に抜てきされたことがありました。ほかにも宮崎あおいや井上真央らが朝ドラ、NHK大河の両方で主演を経験しています。昭和に遡っても沢口靖子や大竹しのぶ、田中裕子、紺野美沙子らがNHK常連組としてよく知られていましたね。NHKの“オキニ女優”は、その後、大女優に成長する可能性が高いと言え、清原は18歳にして、“勝ち組コース”に乗ったといっても過言ではありません」(同)

 そんな清原は、女優としての評価も高いという。映画『デイアンドナイト』(19年)に出演した際、完成報告会見にて、この作品ではプロデューサーに徹した山田孝之が、清原の実力を絶賛したこともあるそうだ。

「山田は当時、『100名以上のオーディションでワンシーンを演じてくれた段階で圧倒的。見つけたという喜びと、たったワンシーンなのに完全に(役を)汲み取ってくれた喜び。現場でも安心でした。素晴らしかった。専属契約を結びたいと思ってるくらい』などと、清原を褒めちぎっていたんです。特に山田は、清原の泣きの芝居に心を動かされたそうですね。彼女の涙の演技は確かに評判が高く、『なつぞら』でも話題となりました」(同)

 清原は最近では珍しいほどの絵に描いたような清純派女優。その清さゆえにかネットでの評価も高い。 今回、新・朝ドラヒロインに抜てきされたことに対しても、ネット上は「楽しみ!」「期待しかない」など、歓迎の声一色。「果耶ちゃんは演技力が高いから、脇を固めるキャストは大変そう」など、共演者たちを心配する声まで見受けられた。

「NHKの朝ドラで主演を務めるというのは、世代を超えて知名度が大幅にアップすることを意味します。朝ドラ後は、民放もこぞって連ドラに起用したがるでしょうし、おそらくCMの仕事も増えるはずです。ただ、出世街道に乗るのが早すぎるという気がしないでもない。 若くして成功をつかみ、その後つまずく女優も過去にはたくさんいましたから。今後順調に女優として成長を遂げるためにも、 周囲の大人たちがうまく彼女を導くことを期待しています」(同)

 いくら好感度の高い女優でも、スキャンダルや発言一つで、世論が一変することもある。 清原が謙虚さを忘れず、 芸能界をうまく渡っていくことを願うばかりだ。

サイゾーウーマン編集部

サイゾーウーマン編集部

芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

Twitter:@CyzowomanC

Instagram:@cyzowoman

オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン]

最終更新:2020/05/30 10:30
連続テレビ小説 純と愛 総集編(Blu?ray)
夏菜というぶっ飛びヒロインもいたわ
アクセスランキング