“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第506回】

嵐・二宮和也、「バリ挙式中止」報道で明らかになった結婚式への固執と情熱

2020/05/12 21:00
神林広恵(ライター)
嵐・二宮和也、「バリ挙式中止」報道で明らかになった結婚式への固執と情熱の画像1
「週刊女性」5月26日号(主婦と生活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

「#検察庁法改正案に抗議します」が大きなムーブメントに。多くの著名人も賛同の声をあげるがそれも当然だ。安倍晋三首相はこんな時に自分を守るために「検察庁法改正案」を審議入りさせるんだから。身勝手ぶりと、無能ぶり。多くの人がそれを再認識している。

第506回(4/30〜5/12発売号より)
1位「二宮和也 またしても白紙になった妻との“バリ島”挙式計画」(「週刊女性」5月26日号)
2位「岡村隆史 恩師に漏らした『風俗発言の言い訳』『仕事漬けで馬鹿に…』」(「女性自身」5月26日号)
3位「岡江久美子さん 大和田獏が受け継ぐ『はなまる育樹』」(「女性自身」5月26日号)

 嵐・二宮和也の周辺がまたしても騒がしい。4月30日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、元旦に進めていた極秘結婚式と、事前のウエディングフォト撮影、さらに妻・伊藤綾子が心酔する霊能師の存在を暴露したからだ。しかも驚きだったのが、結婚式に西島秀俊や吉永小百合は招待していたが、嵐メンバーや事務所には伝えていなかったこと。そして嵐のドキュメンタリーシリーズ『ARASHI”s Diary -Voyage-』(Netflix)のスタッフとおぼしき人物がウエディングフォト撮影現場に同行していたということだ。

 嵐のドキュメンタリーに二宮が妻を登場させる気なのかなどとネットも騒然としたが、アイドルとしては確かに型破り。そんなことを事務所が許すはずはなく、結婚式は中止となった。

 そんな“文春砲”だったが、我らが女性週刊誌「女性セブン」も、すでに3月26日・4月2日合併号で「二宮和也『結婚式前日ドタキャン』の大亀裂!」と題して、結婚式のドタキャンを報じていた。二宮の極秘結婚式は前日になってドタキャンセルされ、その理由が妻・伊藤と二宮の家族の不協和音だというもの。「文春」では事務所の反対となっているが、ごく身近な周辺から反対されたことには間違いない。そうまでしても、結婚式に固執した二宮と伊藤。逆風だからこそ絆が強まり、団結し、周囲の声を聞かなくなるのかもしれない。

 そんな二宮だが、今週の「週刊女性」にも結婚式に関する別の仰天計画があったことが報じられた。それが今年9月に予定していたというインドネシア・バリ島での挙式だという。今年夏、予定されていた東京五輪が終わってゆっくり、なんて考えていたのだろうか。しかし当然だが、今度はコロナでその計画も頓挫してしまったらしい。

 すごいな、二宮の結婚式への固執と情熱。周囲の反対を押し切ってのなりふり構わずさ。でも、どう考えてもインドア派・二宮本人の願望というより、おねだり上手な妻の意向なのだろう。結婚式は嵐休止後にゆっくりやれば、ここまで反対されないのにね。だが、ここまで二宮が固執する理由は「週女」によると、伊藤が“40歳までにウエディングドレスを着たい“という思いがあるからではないかとのこと。それを叶えてあげようと家族や事務所、そして嵐という存在をまるで無視するように突き進む二宮。すでに洗脳なんて言葉もちらほら上がっているが、「文春」で報じられた女性霊能師の存在といい、ジャニーズを舞台にした本格的洗脳騒動が巻き起こるかも!?(もちろんワイドショーでは決して取り上げられないとは思うが)

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