【ジャニーズJr.チャンネル便り】

7 MEN侍の“滝沢ドッキリ”企画が賛否両論、美 少年・佐藤は寝起きに下半身丸見え!? 【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/05/10 21:00
中村チズ子(ライター)

少年忍者、過酷なロケで愚痴が漏れる

 6日の動画は「少年忍者【天国or地獄】日本昔話聖地巡礼~金太郎編~第2弾!」(再生回数は8日時点で17万台)。滝行ドッキリ敢行までのダミー企画で、「おとぎ話聖地巡礼ツアー~金太郎編~」をまわっている少年忍者のお兄ちゃんメンバーたち。金太郎ゆかりの地「大雄山駅」(神奈川県)を訪れた一行は「金太郎の力水で作った行列うどん」をかけて、チーム対抗「体内時計チキンレース!」にチャレンジ。参加メンバーはおなかが空いているようだったが、進行役の川崎皇輝は「YouTubeは甘くありません。ただ食べられません」と、厳しい現実を突きつけた。

 対決の決め手は、バスが来る10分前(午前11時40分)を目標に地蔵堂行きバス停にタッチすること。時計を見る、街の人に時間を聞く行為は禁止で、あくまで体内時計を頼りに11時40分により近いタイムでタッチできれば勝利。勝てば山奥にあるうどん屋までバス移動となるが、負けたチームは、なんと2時間も歩いて目的地へ向かわなければならないとか。前週決まった「茶髪」「ポパイ」チームに分かれて、さっそくスタートした。すると、ポパイチームは、歩いている途中で長瀬結星が「時間考えると、もう戻りましょう」と仲間を説得。周囲は楽観視したが、長瀬のみが「ヤバいって! ヤバいって!」と、大焦りしていた。

 茶髪チームは、元木湧の代打でロケに参加した鈴木悠仁が「あと3分ぐらいじゃないですか? そろそろ行きましょうよ」と促すと、安嶋秀生が「まだいい、まだいい」と、制止。ところが、川崎は「もういいんじゃない? 行こうよ」「もういい、行こう! 行こう!」と思い立ち、青木滉平も「俺もなんか、行っていい気がする」と、賛同した。しまいには「俺を信じろ! 40分過ぎてるぞ、絶対!」と、川崎がメンバーを置いて一足先にバス停に到着。結果、これはファインプレーで、茶髪チームが11時40分15秒、直後に来たポパイチームは11時40分40秒と、わずかな差で前者がバス乗車権利をゲットした。

 一方、もっとも時間を気にしている様子だったポパイチームの長瀬といえば、川崎に続くMC候補として名乗りを上げている一人。奇しくも両チームとも仕切り役がチームメイトを引っ張る形となったが、MCを担う立場ならば、こうした時間の感覚を持つことは大事だろう。その後、ノリノリでバスに乗り込んだ茶髪チームは「ホントに良かったね」(川崎)「坂道だし可哀想だね」(青木)と安堵。

 対照的に、徒歩2時間かけて約7km先のうどん屋を目指すポパイチームの口からは「足がマジでいてぇ」(檜山光成)「もうテンション上がんない」「お腹空いた、喉が渇いた。座りたい。寝たい。温泉入りたい!」(深田竜生)と、愚痴もチラホラ。ロケ当日はザーザー降りの雨に加えて、3月上旬にしては珍しく気温3℃という季節外れの寒さ。体力ある若者とはいえ、彼らが体調を崩さなかったのかどうか、やや心配になってしまう。しかも茶髪チームが「足柄古道万葉うどん」に着いた頃には、雪に変わっていたのだ。そんな中で、内村颯太はなぜか傘をさそうとせず、フードを被って雨をしのいでいたほか、いつの間にか“謎の長い棒(枝?)”を持ってウォーキング。自由奔放な言動についつい釘付けになってしまった(9分38秒頃など)。

 後にポパイチームに電話をかけ、雨や気温低下に同情した茶髪チームは「行くか!」と、ロケバスで迎えに行くと決断(っていうか、ロケバスあったのかい!)。無事に合流し、「乗せねぇよ!」(川崎)といった意地悪発言も飛び出したが、最終的に「乗っていいよ」「乗れよ」と、温かい言葉で受け入れた。ようやく車に乗れたメンバーは「死ぬかと思いました」(北川拓実)「マジありがたいっす」(平塚翔馬)「限界でした。靴下がビチョビチョです」(深田)と、ほっと一息。

 走行中、川崎が「(坂の上は)雪が降ってて、ヤバいなこれと思って。『迎えに行こうか』って話になって、電話かけたじゃない。電話かけた後に『どうする? 結構、元気だったよ』って話になったの。俺に関しては『もう15分ぐらい、泳がせない?』みたいな話してたの。10分、15分』」と裏事情を明かした際、長瀬は「これがサイコパスです!」と、カメラ目線で訴えていた。しかし、好感度を狙って“真面目・デキる男・いい人”ぶりをアピールするのではなく、仲間に手を差し伸べながらも自らをほんの少し悪者にするあたりに、かえって川崎の優しさを感じたのは、筆者だけだろうか。

 ネット上では「ほかにも理由があるのかもしれないけど、雨降ってて寒いからって迎えに行く忍者たちが優しくて、温かい気持ちになった」「皇輝くんの体内時計がスゴい」「皇輝くんのサイコパスなところも好き」「傘に入らず、棒を持ってフードを被って歩く内村くんが不思議で可愛かった」「内村くん、雨の中で傘もささずに謎の長い棒を持ってるのは完全にヤバイヤツで怖い」とさまざまな声が出ており、わずかに「箱根の徒歩2時間はつらいし、次回は滝行。少年忍者のYouTubeロケが過酷で心配になる」「ロケバスあるのに、歩かされたポパイチームが可哀想。はじめから乗せてあげて」「こんな雨の中で歩いた後に滝行させるのは鬼畜すぎない?」と、憂慮するファンの書き込みも。

 ちなみに、偶然にも今回取り上げた4組はHiHi Jets以外の7 MEN 侍、美 少年、少年忍者ともにドッキリ企画というラインアップ。美 少年の動画の概要欄には「なんか、Jr.チャンネルでドッキリが流行ってますね。よくない傾向だ。。。」と、メンバーの言葉と思しき一文が記載されていた。再生回数は上々であり、スタッフ側からすれば安定して数字の見込めるコンテンツなのだろう。

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